東京11Rの第65回
安田記念(GI、3歳以上、芝1600m)は1番人気
モーリス(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒0(良)。クビ差2着に3番人気
ヴァンセンヌ、さらに1馬身1/4差で3着に12番人気
クラレントが入った。
モーリスは美浦・
堀宣行厩舎の4歳牡馬で、
父スクリーンヒーロー、
母メジロフランシス(母の
父カーネギー)。通算成績は11戦6勝。
〜レース後のコメント〜
1着
モーリス(川田騎手)
「ゲートの中はいい体勢ではありませんでしたが、ゲートを出てくれたので、あとはリズムだけと思っていました。少し行きたがっていましたが、よく我慢してくれました。本当にスムースで、直線では
ケイアイエレガントが頑張ってくれていたので、いいタイミングで抜け出せました。楽に勝てるかと思いましたが、
ヴァンセンヌが来ていたので、あとは何とか凌いでくれと追うばかりでした。久々に騎乗しましたが、たくましく成長していて、今日は強気に乗ることが出来ました」
2着
ヴァンセンヌ(福永騎手)
「あそこまで行ったら勝ちたかったです。最後はいけると思ったのですが、もうひと伸びされてしまいました。この馬も頑張ってくれています」
(
松永幹夫調教師)
「よく伸びてきましたね。直線で少し詰まりましたが、その分、脚がたまったとも言えますし、うまく立ち回っていると思います。この後はリフレッシュに出して秋に備えます。秋は、天皇賞も含めて路線を考えたいと思います」
3着
クラレント(田辺騎手)
「スローペースが向きました。道中で脚を使うこともなかったですし、左回りの方がいいのでしょう」
4着
フィエロ(戸崎騎手)
「馬の雰囲気は良かったですし、スタートも決まりました。
モーリスをうまくマークする形を取れましたが、直線で手前を替えにくそうにしていました」
5着
ケイアイエレガント(
吉田豊騎手)
「牡馬はやっぱり強いです。遅いペースで追走は楽でしたが、このペースでは後ろに来られるので、早めに動きました。自分で行ける形なら、もっとやれると思います」
6着
ブレイズアトレイル(
ルメール騎手)
「
フィエロの後ろでいいレースが出来ましたが、さすがにGIだと難しいです」
7着
カレンブラックヒル(
武豊騎手)
「スタートが良くなかったので、切り替えて、やってみたいレースの1つをしました」
8着
レッドアリオン(川須騎手)
「スタートは五分に出て、ポジションを取りに行くのも予定通りでした。GIで馬群が密集していて、馬群のポケットからのレースになりました。いつもだと4コーナーで掛かるくらいの手応えでしたが、今日はグッと来なかったです」
9着
エキストラエンド(蛯名騎手)
「さすがにこの馬には厳しかったです。闘争心を引き出したかったです。ゲートの出が速くないので、距離を延ばせば良さそうな雰囲気があります」
10着
ダノンシャーク(岩田騎手)
「チャンスはあると思ったのですが、久々の分かもしれないです。脚はたまってると思ったのですが、伸びを欠きました」
11着
サンライズメジャー(池添騎手)
「折り合いはついていましたし、位置取りも悪くなかったです。道中から左にモタれていて追いづらかったです。状態が良く、力差もないと思いましたが...」
12着
リアルインパクト(内田騎手)
「ハナに行くことも視野に入れての指示で、押して出て行きました」
13着
サトノギャラント(柴山騎手)
「もうちょっと怒らせたかったのですが...」
15着
ミッキーアイル(浜中騎手)
「この馬なりに我慢してくれています。結果的に逃げた方が良かったのかもしれません」
16着
ダイワマッジョーレ(M・デムーロ騎手)
「今日もスタートで遅れました。見えない疲れがあったのかもしれません」
ラジオNIKKEI