中央復帰初戦、
サトノデプロマットは昨年5月の京都での500万下(ダート1400m)を7馬身差で圧勝。降級して同条件を勝ったが、昇級後は善戦止まりだった。しかし、芝路線への転向がズバリ。今年3月阪神の芝1200m戦を完勝し、続く前走の
船橋Sでは逃げた
ネロに競り勝った。馬場、流れは違うが、勝ち時計は翌週の
春雷Sより0秒9も速い。
唐津助手は「ウチに転厩後、ずっとダートの1400mを使った。でも、普通のハミだとかんで行きたがって、外に張るところもあった。リングバミに替えて解消しましたね。ただ、ダートだと末が甘くなる傾向があった。それで芝を試そうとなったんです」と路線変更の理由を語る。
トモがパンとしたことも大きい。転厩初戦で490キロだった体が前走時は506キロに。「全体的に成長してきました。前走後はここを目標に調整。初のオープンでどこまでやれるか楽しみです」。体もしっかりとして状態はいい。北の大地でタイトルを獲得し、一層の飛躍を狙っている。
提供:デイリースポーツ