ノンコノユメは美浦Wで3頭併せを行った。前に
アサクサスターズ(4歳500万下)、後ろに
ライズトゥフェイム(5歳1600万下)を置いてスタート。直線では2頭の間に入り、楽な手応えで併入した。時計は5F71秒0-41秒2-13秒2と控えめながらも動きの良さは目を引いた。
浅利助手は「先週に長めから追って中身はできているので、きょうはしまいの反応を確かめました」と追い切りの意図を説明する。直線で馬の間に入れたことについては「気持ちを入れるためにあの形に。動きを含めて十分なものでした」と思惑通りのケイコ内容に納得の表情を見せた。
前走の青竜Sで能力の高さを示した。芝並みの上がり3F34秒7で豪快に差し切った。この時計は東京競馬場がコースを改修した03年以降のダート1600m戦で3位タイ(良馬場では最速)にあたる。「いつもしまいは伸びてくれる馬なので期待はしていましたが、あそこまでとは思いませんでした」と驚きを隠せない様子だ。舞台は前走と同じ東京マイル戦。「瞬発力勝負を得意としているので、直線の長い東京コースは合っています」と歓迎する。
今回はUAEダービー3着馬
ゴールデンバローズや同レース5着
タップザットなどの強敵が参戦。「相手は強くなりますが、自分の競馬ができれば」と前を向く。一流の切れを発揮して3歳ダート界の頂点に立つ。
提供:デイリースポーツ