厩舎ゆかりの血統馬が日曜東京5R(芝1600m)で田辺を背に初陣を迎える。08年の
秋華賞馬
ブラックエンブレムの3番子
アストラエンブレム(牡、
父ダイワメジャー、美浦・小島茂)が兄2頭に続くデビューVを狙う。
異父兄の
テスタメント、
ブライトエンブレムはともに新馬戦を快勝。ブライトは続く
札幌2歳Sを制し、今春の
皐月賞では4着に奮闘した。母だけでなく、兄2頭も管理する小島茂師は「兄2頭はそれほどじゃなかったけど、この馬は新馬戦から勝ちを意識できる馬だね」と自信を隠さない。
18日に行われた美浦Wでの3頭併せでは4馬身先着を決めた。「間を割ってくるなんて、なかなかデビュー前の馬にできることじゃない」と感心する。21日には自身が手綱を取った。「芯はおとなしいけど、自己主張する馬。それをうまく引き出せるようにやってきた。どんな競馬をしてくれるか、楽しみですね」と期待は膨らむ一方だ。
提供:デイリースポーツ