前走の
天皇賞・春(GI・芝3200m)5着と健闘した
ネオブラックダイヤ(牡7・美浦・
鹿戸雄一)が、
宝塚記念(GI・芝2200m)に向けて芝コースでの併せ馬を消化した。追い切り後に
鹿戸雄一調教師に話を聞いた。
「ここまで思い通りの稽古ができましたし、順調に来ています。ただ相手は強いですけどね。新潟の2000m(
レインボーS・1600万下・1着)で対応できているので、距離短縮は問題ないと思います。ただ新潟2000mでハナに行けるのに前走の3200mでは行けなかったように、その日の気分で走る馬ですからなかなか難しいところがあるんです。前に行けるなら行ってほしいですが、何せ気分屋ですからね。相手が弱くても走らない時は走らないですし…。
前走の天皇賞は前が詰まったわりには良い脚で伸びてきましたから、脚はあると思うのですけどね。体調も良いですし、良い状態で出せると思います。あとは気持ちさえ乗ってくれれば。それだけですね」(取材・写真:佐々木祥恵)