再始動戦で勝利を飾る。
エアハリファは
根岸Sで重賞初制覇を決め、いざGIへ、という時に右前の爪を傷め、
フェブラリーSを回避した。GI獲りは秋以降へとお預けになったが、ここにきて状態は急激に回復。復帰戦で重賞連勝を目指す。
「レース中に爪をぶつけて、調教で悪化したようです。体調は良かったので、GIに出したかったんですけどね。でも回復には手間取らなかったので、ここを目標にすることができました」。辻野助手は復帰までの経緯をそう説明した。
1週前追い切りは栗東CWで5F70秒0-11秒7(馬なり)と切れのある動き。小休止して勢いはいったん途切れたが、無理をしなかったことで馬体は一段とたくましさを増したという。「ここを目標に早めに入厩しました。時間があった分、しっかりと乗れていますし、ひと追いごとに良化を感じます。毛ヅヤも良くなったし、今週のひと追いで仕上がるはず」とアク
シデントの影響がないことを強調する。
ここまで8勝。そのうち3勝は府中でゲットするなど左回りでは[3・2・0・0]。中京は初登場となるが、戦績通り期待は高まる。見据えるのは秋の
チャンピオンズC。夏の桶狭間から再加速していく。
提供:デイリースポーツ