相性のいい7F戦での反撃を狙う
ワイドバッハは栗東坂路で追い切りを行った。
ハトマークエース(3歳500万下)をパートナーに上がり重点に追われ半馬身遅れ。4F54秒1-38秒4-12秒8をマークした。
「この馬のいつも通りの時計だったし、十分な負荷をかけることができた」と動きを見届けた庄野師は満足げにうなずく。
根岸Sで2着と連対した後、
フェブラリーS6着。その後は
黒船賞、
アンタレスSと2走したが、(5)(8)着と結果を残すことはできなかった。
「使い込むとイライラしてくる馬なんです。でも、休ませた効果で落ち着いている。それがいいですね」と庄野師は中間のリフレッシュ効果に目を細める。そして「流れに左右される面はあるけど、実績のある距離ですから」とこれまで4勝を挙げている得意距離での巻き返しを誓った。
かしわ記念2着の
ベストウォーリアは栗東坂路で4F52秒1-37秒5-12秒3の好時計を記録して、併走馬に2馬身半差をつけた。石坂師は「思い通りの調教がやれましたし、順調にきています」と好仕上がりに手応え。ただ、斤量が気になるようで「59キロはしんどいと思いますが、使うところもないので。何とか頑張ってほしい」とやや慎重な口ぶりだった。
提供:デイリースポーツ