日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
アーモンドアイの記録を更新する「2分20秒3」の世界レコード頂点のビッグレースにふさわしい、壮絶なゴール寸前のチャンピオンホースの競り合い、しのぎ合いが展開された。久しぶりに国際レ...
父パレスマリスの今後にも注目断然の1番人気に支持された4歳牡馬ジャンタルマンタル(父パレスマリス)が、好スタートから理想の好位3番手につけると、危なげなく直線抜け出し「1分31秒3...
快走を確信させるほどの“仕上がり”1番人気に支持された4歳牝馬レガレイラ(父スワーヴリチャード)の、レース前の期待をはるかに上回る完勝だった。この時まで10戦[4-0-1-5]。連...
松本騎手は5回目の挑戦で重賞初制覇昨年の勝ち馬はベテラン8歳のハヤヤッコ(父キングカメハメハ)。10番人気で道中最後方から直線大外一気の追い込み勝ちだった。2着クロミナンス(父ロー...
ルメール騎手は3週連続GI制覇武豊騎手のメイショウタバル(父ゴールドシップ)がレースの主導権を握ってレースを作るのは多くの人びとの予測通りだった。東京の2000mらしい平均ペースか...
“大荒れのない”実力勝負の菊花賞小雨の降り続く「稍重」の難しい芝コンディション。戦前からの混戦ムードが一段と高まるなか、春二冠に不出走の単勝3.8倍ののエネルジコ(父ドゥラメンテ)...
囁かれた距離不安を克服しての二冠達成1番人気のオークスで9着に沈んだ桜花賞馬エンブロイダリー(父アドマイヤマーズ)の、鮮やかな逆転の二冠達成だった。武豊騎手のエリカエクスプレス(父...
府中牝馬Sの結果と強く結びついた一戦今年、第一回の「アイルランドT」は、この季節に行われていた「府中牝馬S」がその前身。今年の府中牝馬Sは6月に移りハンデ戦で行われたが、同じ東京の...
次走は海外か、国内かホウオウビスケッツ(父マインドユアビスケッツ)が主導権を握り、クビ差2着に粘った昨年の「毎日王冠」の前半1000m通過はスローで「59秒4」。続く天皇賞(秋)も...
人馬共にJRA・GI初制覇8歳馬ウインカーネリアン(父スクリーンヒーロー)が、単勝50倍の伏兵として短距離戦の頂点のひとつ「GIスプリンターズS」を激走した。すでに2023年を最後...
グレード制導入後、初めての快挙完勝したのは4歳牝馬レガレイラ(父スワーヴリチャード)、2着したのは6歳牡馬ドゥラドーレス(父ドゥラメンテ)。レース前から大きな注目を集め、1番人気と...
秋華賞に向け自信をつける走り秋のビッグレースの前哨戦が行われ、「ローズS」は人気のカムニャック(父ブラックタイド)が順当にオークス以来になったトライアルを制した。「セントライト記念...
テン乗り川田騎手の手綱さばきが光る土曜日の札幌2歳Sこそ、1番人気のショウナンガルフが勝ったが、2着は10番人気の伏兵ジーネキング。京成杯AHは13番人気のホウオウラスカーズ、11...
父デクラレーションオブウォーはサイアーランキング急上昇GIII格の夏のローカル重賞だが、今年からGレースでの勝利実績も関係する「別定重量」戦に変わり、GI馬ブレイディヴェーグを筆頭...
次走には暮れの2歳GIを示唆4馬身差の独走を決めた1番人気のリアライズシリウス(父ポエティックフレア)の勝ち時計は、2014年にミュゼスルタン(父ゼンノロブロイ)が記録した1分33...
単なる復活にとどまらない、再出発の1勝過去2年の「札幌記念」は、2着、6着だった5歳牡馬トップナイフ(父デクラレーションオブウォー)が、ついに重賞制覇を達成した。2-3歳時に4回も...
佐々木大輔騎手は連日の重賞制覇快速インビンシブルパパ(父Shalaa)の逃げ切った記録が電光掲示板に映し出された瞬間、多くのファンが驚いた。前走、初めての芝1200mの函館スプリン...
JRA史上最速となる「31秒3」の上がりを記録初の新潟の直線1000m出走となった4歳牝馬ピューロマジック(父アジアエクスプレス)の控える作戦からの切れ味が、フルに爆発した勝利だっ...
ボンドガールは6度目の重賞2着1983年から2024年まで長く別定戦だった快速重賞「関屋記念」は、今年から開催第一週のハンデ戦となり、高速の芝コンディションで行われた。1分31秒0...
松若騎手は2度目の小倉記念制覇人気分散のハンデ重賞「小倉記念」はレース前から難しい結果が予測されたが、勝ったのは3勝クラスで最軽量ハンデ51キロ。ただ1頭の牝馬で9番人気の5歳馬イ...
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