日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
過去10年トップハンデは大苦戦函館開催の締めくくりは、荒れるハンデ重賞の函館記念。発想を自由にめぐらせていい面白さがある。思いつくままに大胆にチャレンジしてみたい。高い評価を得てい...
先手を取るには枠順もカギになってくる「夏は格より調子」を地で行ったようなシーンがよく見られる七夕賞だが、昨年6番人気で勝ったエヒトもそんな1頭だった。前年の12月阪神2000米に勝...
ハンデと展開が鍵になる秋の飛躍を目指す3歳馬によるハンデ重賞のラジオNIKKEI賞。大半が春のクラシックに出走できなかった3歳馬で、確実に賞金を加算すべく、1800米を戦う。この5...
上半期を締めくくるグランプリどのレースにも出走馬はすべて、勝利の可能性を信じて戦っている。その為の十分な準備をして態勢を整えてきている。そうした中でも上半期を締めくくるグランプリ・...
過去2年は伏兵が台頭ダート路線は来年から全国的な改革が始まる。その中で特に注目したいのが3歳戦で、羽田盃、東京ダービーをしっかり格付けし、その先にあるジャパンダートダービーをジャパ...
伏兵の台頭も少なくない過去39回で23勝を挙げている4歳馬の活躍が目立つエプソムCだが、この5年では、3勝、2着と3着が2回ずつと、他の世代を大きく上回っている。5歳馬が1勝、2着...
5年連続で牝馬が連対東京のマイル戦は、全体としてよどみない流れになることが多く、それでいて上がり3ハロンのタイムは速い。GI戦はその傾向が一層強くなっている。ただ昨年だけはスローペ...
2年前に流した涙が勲章に変わるとき――ダービーは勲章、競馬に携わる者にとり特別なものだけに、その熱気や緊張感は並大抵ではない。私たちの目はそんな中、騎手に行くことが多くなる。今年は...
距離延長と長い直線を味方に付けたいずば抜けた末脚を武器に阪神ジュベナイルF、桜花賞と、ここまで同世代のGIを連勝してきたリバティアイランドの牙城は揺るぎないように見える。このケース...
強い4歳世代牝馬のトップクラス昨年の2冠牝馬スターズオンアースの出走で、今年のヴィクトリアマイルは、中心はこの馬と思えてならない。3冠がかかった秋華賞は位置取りが後方すぎて、直線は...
伏兵の戦い方からヒントを得たい多くが春のクラシックを目標とする中、NHKマイルCは微妙な位置にある。3歳マイル王決定戦だが、クラシックとは別路線を最初から歩み続ける馬たちばかりでな...
相手は成長豊かな4歳馬から考えたい3年ぶりに京都に天皇賞が戻ってきて、新しい記録が生まれようとしている。昨年の覇者タイトルホルダーが、阪神、京都の春の盾連覇を目前に、二度とない大き...
狭き門を通過するのはフローラSをステップにオークス馬に、このルートで頂点に立てた牝馬はそうはいない。だが、狭き門でも、ここを通るしかないものにとっては、このチャンスをつかむしかない...
今年はブライアンズタイムのような種牡馬を父に持つものがいるだろうか2歳GI馬2頭が不在の皐月賞は、ホープフルSがGIになってから初めて。過去5年は勝ち馬は必ず出ていて、3戦3勝のサ...
名牝たちが共通して勝っているレース時代を牽引した牝馬と言えば、直ぐアーモンドアイの名が浮かぶ。史上5頭目となる牝馬三冠制覇を皮切りに、天皇賞連覇、ジャパンカップ2勝、さらにドバイタ...
近年目立つ牝馬の活躍主力に推したい馬が何頭かいて、どこに焦点を当てるかむずかしい大阪杯になった。GIに昇格した2017年以降の6回を振り返ってみると、最初の2回はともかくも、それ以...
3歳秋スプリントチャンピオンの実力が蘇るか上半期のスプリント王を決める高松宮記念は、とにかく中京のこの距離の経験がものを言う。いくつかある前哨戦の中で、シルクロードS組が一番好成績...
傾向が大きく異なるふたつの重賞この10年で1番人気が、スプリングSが2勝、阪神大賞典が7勝と大きく差がついている。春のクラシックを目前にして未知な部分を多くかかえて出走してくる3歳...
目下の課題克服なるか桜花賞トライアルのフィリーズレビューには、このレースでどんな戦い方ができるかで今後の方針を考えようと出走してくるものが多い。距離が1400米だけに、この先のマイ...
落ち着いた流れにどう立ち回れるか春のクラシック、特に皐月賞、桜花賞に直結するトライアル戦が本格化する。弥生賞ディープインパクト記念とチューリップ賞は、その中でも注目度の高い王道と言...
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