日本屈指の海外競馬通・合田直弘が「今」の海外競馬をどこよりも詳しく解説
合田直弘
イギリスが悲しんでいる。国民の信頼が厚い英国王室の中でも殊更に人気の高かったエリザベス皇太后の御逝去(3月30日、101歳で永眠)に際し、英国の民衆は、深い惜別の念に包まれている。...
3月23日にナドアルシバで行われたドバイワールドC開催を、私なりに振り返ってみたい。今回の各レースの結果を見ると、大きなポイントの1つが、19日火曜日朝の暴風雨にあったように思う。...
2002年3月12日、英国競馬界における現代の伝説に、終止符が打たれた。史上初のチェルトナム・チャンピオンハードル4連覇に挑んだイズタブラクが、第2障害を飛越した直後に故障を発生し...
昨年のセールから、オフィサー、ケイムホーム、ハビブティと、3頭の2歳G1勝馬が誕生。2歳トレーニングセールの最大手に相応しい、堂々たる実績を残した『バレッツ・マーチセール』が、今年...
今やバレッツを凌いで2歳トレーニングセールの最大手になろうとしている、ファシグティプトン・コールダーセール。今年の開催が来週の火曜日(26日)に迫った。上場番号#62は、父がチャン...
2歳トレ−ニングセ−ル・サ−キットの幕開けを飾る、OBCコ−ルダ−セ−ルが、2月5日にフロリダで行われ、平均価格は前年比10.1%アップの11万4千ドルに上昇したが、主取り率も前年...
3000頭近い繁殖牝馬が流産し、500頭を超える当歳馬が生後直死した、悪夢のような繁殖牝馬生産損失シンドローム(MRLS、日本での通称「ケンタッキー・シンドローム」)の発生から9カ...
2002年の種付けシーズン開幕を目前に控え、欧米各国で供用される種牡馬の今季の種付け料がほぼ出揃った。北米供用馬で最も種付け料が高いのは、今年もストーキャット。前年の40万ドルから...
1月16日に発表された2001年版インターナショナルクラシフィケーションから、特筆すべきポイントのいくつかを挙げていきたい。2歳首位はヨハネスブルグ。126というのは過去10年で、...
2002年のサラブレッド・オークションの幕開けを飾るキーンランド・ジャニュアリー・セールが、1月7日から10日までケンタッキーで開催された。年が明けて1歳(イヤリング)になったばか...
2002年のスタートとともに見られた社会の大きな変革の1つが、ヨーロッパのEU加盟国における、統一通貨ユーロの流通であった。これまでも、各国の商店の店先における価格表示には、従来の...
英国は今、障害のシーズンが真っ盛りだが、平地競馬のファンは、来年春の3歳クラシックへ向けたブックメーカーのアンティポストで盛り上がっている。日本でも、グリーンチャンネル「知りたいK...
香港国際競走における日本馬の活躍は、見事なものであった。レ−ス前日の朝まで現地で取材をしていて、知り合いの関係者や記者に会うだびに「今年の日本馬は強そうだな」と言われ、中には「全部...
11月26日から12月7日まで、英国のニュ−マ−ケットで開催されていたタタソ−ルズ・ディセンバ−セ−ルは、前年に続いて総売上げが5000万ギニ−の大台を突破する5138万ギニ−(約...
英国とアイルランドの平地シーズンが終了し、各種ランキングの最終成績が確立したが、これらの統計を見ると改めて、2001年がエイダン・オブライエンの年であったことを認識させられる。地元...
今週の月曜日から、英国ニューマーケットでは、欧州最大にして最高のブリーディングストックセール「タタソールズ・ディセンバーセール」が開催されている。メインとなるミックスセッション(1...
ジャパンCウィークである。著名な国際レースだけに、英国のブックメーカーもオッズを掲げて売っているし、香港などでも中継があって馬券も売っている。英国のコーラルのオッズでは、1番人気は...
香港ジョッキークラブから、12月16日にシャティン競馬場で行われる香港国際競走の、外国馬枠選出馬が発表されたが、素晴らしい顔ぶれである。我らが日本代表も過去最強のメンバーが構成され...
来年の10月26日に行われる第19回ブリーダーズCワールド・サラブレッド・チャンピオンシップが、予定されているイリノイ州のアーリントンパーク競馬場から、他場に移される可能性が出てき...
ブリーダーズCシリーズ(10月27日、ベルモントパーク)が終了し、様々な出自の馬が、各カテゴリーのチャンピオンに輝いた。ディスタフを制したアンブライドルドイレインは、アンブライドル...
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