もっとも波乱の多い準オープンのハンデ戦。ましてここはほとんどハンデ差がなく、全馬が自分の馬齢重量以下の負担重量になっている。波乱必至だろう。人気薄のタイキプレジデントを狙う。ダートは通算[1-1-2-8]にとどまり、この距離の持ち時計も1分23秒8にすぎないが、1200mを1分11秒4で勝ったこともあるように、決してダートは下手ではない。時計の速い締まった東京のダートはむしろ巧者に近い。昨年のこの時期、1分23秒8でこのクラスを5着時は、決して体調のいい時ではなかった。さらには出遅れている。直線だけ上がり36秒3で一気に伸びていた。
今季、セン馬になった当初は動きにさえを欠いていたが、前走あたりからグングン良くなっている。今週の動きもきわめてシャープだった。砂をかぶって凡走の危険もあるが、持ってる能力を発揮でできば差はない。一度このクラスを勝ったこともある1400mもベストだ。
相手も一長一短だが、3走前の1分22秒3が光るクロッサンドラと、立ち直りがみえるタイトスクイーズ本線に、西のゲイリーエクシード、リンクスオブタイム、ケイアイブレーブ、さらにはタカラテイオーなど広く流したい。