4歳アーバニティは一度公営に転じて、園田競馬で4戦4勝の星を残し、4歳の今春から中央競馬に戻ってきた馬。
2歳夏の札幌(芝1800mを競走中止にも近い8.5秒差13着)以来だから、ほとんど初芝にも近い6月の東京1400mを1分22秒1。まったくの楽勝だった。
前走の同じ500万も1分33秒1の快勝。相手も素質馬リビアーモだったため、着差はハナでも、1分33秒1は関屋記念、準OPの新潟日報賞(ともに1分32秒8)に次ぐタイムだから、今回の1000万下で格下感はない。
1400mの京王杯SC(GII)を2連勝したスティンガーの下。慣れてくれば2000m級もOKと思えるが、現在は1400mベスト。公営時と合わせこの距離4戦4勝となる。
折り合いを考えると、ハッピービーチあたりが飛ばしてくれる展開も理想的。人気でも中心はアーバニティ。
ディープスピリットは、最近は追い込み一手でも、新馬の1400mを1分22秒1(京都)で乗り切り、2戦目にマイルを1分34秒0の快勝だから、スピード能力は十分。
さすがの新潟の芝も少し時計がかかり始めて、外に出した差し馬向きになっている。アーバニティを追い詰めるシーンもありそうだ。
2頭のほかではハチマンダイボサツ、2走前に1分20秒0があるハッピービーチが圏内だが、侮れないのは8歳カームブレイカー。
新潟1600mを1分34秒5で勝ったときが、夏の最終週で少し時計のかかる芝。この馬は他馬の避けたインを突っ込んでいた。2走前の1400mは、インを狙ったところ馬群に詰まって少し脚を余して1分21秒4。内枠を引いた今回は、530kg台の大型馬のパワーを生かしインを狙うこと必至。時計がかかると食い込みがありえる。
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