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阪神ジュベナイルF

  • 2001年11月30日(金) 12時23分
 前走ファンタジーSの内容から、今度は文句なしにツルマルグラマーの逆転と考えていたが、なんと大外の18番枠を引いてしまった。

 この不利は大きいが、武豊騎手は阪神1600mの桜花賞で、18番を引いたシャダイカグラ(オースミコスモの母の半姉)で勝ち、17番を引いたダンスパートナーで2着、同じく17番だったフサイチエアデールで2着している。大外は大きな不利には違いないが、もまれる心配はない。このくらいのハンデがあっても好勝負とみた。

 怖いのはペリエ騎手を配してきたタムロチェリー。直線一気の大駆けタイプで安定性はないが、この中間は抜群でビシビシ追って、太めでヨレていた前走とは一変した動きをみせている。前々走の大外一気は能力なくしてはできない。ペリエ騎手となれば無条件に買いだ。

 1600mで2連勝のオースミコスモ、気配絶好と思えるカネトシディザイア、そしてキタサンヒボタンが相手の本線だが、波乱必至、少し手広く流したい。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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