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新潟2歳S、小倉2歳Sなど

  • 2011年08月29日(月) 18時00分
【栗東トラックマン情報】
◆日曜新潟11R・新潟2歳S
・ダローネガ
「前走(新馬戦、1着)は最後相手に出られてから、もう一度差し替えした。ダイワメジャー譲りのいい勝負根性を持っているね。レース後は放牧に出してリフレッシュさせ、ここを目標に帰厩。ちょっと体に余裕があるかな、と思っていた1週前追い切りで抜群の動き、時計だったから、やはり相当に能力はあります。当週は輸送もあるし、サッとやれば十分でしょう」(佐々木調教師)

・エピセアローム
「前走(未勝利戦、1着)は追うところなく非常に強い競馬でしたね。レース後は近郊に放牧に出してひと息入れ、ここを目標に調整してきました。マイルが一番合っていると思いますし、いいスピードを持っている馬なので、出走できればいい競馬をしてくれるはずです」(石坂調教師)

・ジャスタウェイ
「入厩当初からいい雰囲気を持った馬だったけれど、前走(新馬戦、1着)は本当に強い競馬をしてくれました。その後は放牧に出してリフレッシュさせ、ここを目標に調整。1週前追い切りは併せて遅れたが、もともと坂路は動かないタイプなので問題ありません。調教時計自体は詰めているし、状態はいいので楽しみです」(須貝調教師)

・ニンジャ
「前走(新馬戦、1着)は最後の伸びがよく、好内容の競馬でしたね。レース後は放牧を挟んで、ここを目標に調整。気のいい馬だから、間隔が開いても大丈夫だしレースにはいい仕上がりで持っていけそうです。前走内容からも距離延長は問題ないし、期待していますよ」(宮調教師)

・ハッシュドトーン
「前走(新馬戦、1着)はスローペースになって上がり勝負の競馬だったけれど、しっかり対応していいセンスを見せた勝ちっぷりでしたね。その後も順調にきており、1週前追い切りは馬なりでもいい動きでしたし、いい状態でレースに向かえそうです。前走以上に素軽さも出てきているので楽しみです」(西園調教師)

◆日曜小倉11R・小倉2歳S
・アイラブリリ
「前走(未勝利戦、1着)はうまくスタートのタイミングが合って、前々でいい競馬をしてくれましたね。タイムもオープンより速かったぐらいだし、使って良くなってきているのは間違いないでしょう。小倉コースも合っているようだし、内枠を引いてうまく前に行ければ楽しみ」(福島信調教師)

・ヴェアデイロス
「前走(新馬戦、1着)は返し馬でかなりちゃかちゃかして若さを見せていたけれど、番手から前をかわすなかなかいいセンスを見せた勝ち方でした。デビュー戦を勝ったことで、しっかりと間隔を開けて調整できたし、追い切りの動きも良化しています。一度使ったことで落ち着きも出てきているし、楽しみですよ」(佐々木調教師)

小倉2歳S/オウケンハナミズキ
「初戦こそ前々で競り合ってしまって厳しい競馬になりましたが、2番手からしっかりと差し切った前走(未勝利戦、1着)はいい勝ち方。小柄な馬ですが、数字以上に大きく見せますし、前走で控えてレースを進められたのは収穫。今回も、この馬の競馬ができれば好勝負できると思います」(牧浦調教師)

・シゲルスダチ
「前走(フェニックス賞、2着)は勝負どころで挟まれる不利があったし、相手関係を見てももったいない競馬になってしまいました。中間も順調に調整していますし、1200mは合っていますからね。力はありますから、なんとか巻き返してほしいところです」(西園調教師)

・マコトリヴァーサル
「前走(新馬戦、1着)は後続を5馬身離して、こちらが思っている以上に強い勝ち方。レース後はここを目標に順調に乗り込んでいますし、使ったことで前向きさも出てきました。ジョッキー(武豊騎手)も、今年乗った2歳の中で1番と言ってくれているほどだし、前走同様の条件だから、本当に楽しみですよ」(須貝調教師)

【美浦トラックマン情報】
◆日曜新潟11R・新潟2歳S
・クイーンアルタミラ
 6月19日の3回中山開幕週にしては勝ち時計が物足りないが、スタート後手からキッチリ差し切った末脚は、上がり3F34.6秒が示すように強烈のそもの。牝馬特有の切れ味があるだけに、平坦で直線が長い新潟1600戦はピッタリ合うはず。問題は2か月半レース間隔があいてしまったことだが、8月上旬から入念に乗り込んでおり、太め感はなく仕上がってきている。10日が坂路で1Fを11.9秒。17日は併走馬を1.6秒千切る鋭い走り。そして、1週前追いの24日も古馬相手に持ったきりで先着し、5F66.9-3F38.1秒の好タイム。これだけキッチリと追い切っていれば息も整ってくるのは確か。あとは直前追いで5F68秒前後のタイムが出れば万全の状態。スロー必至で残り400の瞬発力比べは毎年のレース展開。この流れなら直線一気の可能性十分。

・モンストール
 勝った後も緩めることなく、坂路とウッドチップで豊富な乗り込みを消化。先々週は坂路で35.3-11.9秒、先週はウッドチップで84.7-68.2-38.8秒。4馬身先行させた古馬のノボジュピターと直線で追い比べ、1馬身競り落としてゴールイン。中間の降雨でバテる馬が続出している馬場で、最後まで鋭い脚さばきが目立っていた。初戦はゴール前控える余裕があって3馬身半差。追っての反応・瞬発力に優れ、新潟外回りコースは大歓迎。状態面の上積みも大きく、重賞でもカベにはならない。

◆日曜新潟10R・稲妻特別
・キングオブザベスト
 良成どおりの新潟芝1000mのスペシャリスト。前走後は放牧に出されて休養していたが、この新潟最終週の適鞍にピタリと照準を合わせて、熱心な乗り込みを続けてきた。稽古は北Cコースで1周半普通キャンターで乗ってから、坂路追いという形をとっているが、十分な運動量をこなして馬体はキッチリ。これなら、いきなり能力全開だろう。開催が進んで疲れている馬が多い中、フレッシュな状態で出走できるのは何よりの強み。もちろん、勝ち負けの期待がかかる。

◆土曜日新潟9R・瓢湖特別
・アールシネマスタア
 デビュー戦から出遅れたり、最終包まれて動けなかったりとチグハグな競馬が続きなかなか勝ち切れなかったが、前走は果敢にハナを奪い最後まで後続を寄せ付けずの楽勝。今回は3か月半ぶりの実践になるが、1週前の追い切りが外ラチ一杯を回って5F70.2-上がり39.5秒。時計は目立たないが、牧場で十分に乗り込まれて、動きにまったく重目感はなく、休養で馬体、精神面共に成長を感じさせた。久々の馬を好走させるのに定評のある鹿戸厩舎。緒戦が狙い。

◆土曜日新潟11R・BSN賞
・アースサウンド
 1週前追いは、坂路で14秒大だったが、残り3Fからは12秒台でとばし、楽な手応えで好時計をマーク。スピード感満点で絶好の動きを見せた。ここ2戦は馬場入りも嫌がらなくなり、気性面の成長も感じられる。前走は早めに抜け出したドスライスを捕らえられなかったが、終いしっかり伸びており、好内容と思える。新潟ダート千二は、3勝、2着3回と、間違いなく連絡みしているコース。今のデキなら勝機。

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美浦・栗東トレセンから重賞出走馬を中心に陣営の談話、中間の動きをレポート

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