4日に行われたマリーンCは、1番人気のミラクルレジェンドが貫録勝ち、2着にも2番人気もクラーベセクレタが入り、人気どおりの堅い決着となった。当サイトにも掲載した予想は5着まで着順どおりだったが、3連単730円ではさすがにトリガミだった。
結果はともかく、帰宅してレースをもう一度確認してみようと地方競馬全国協会のサイトのレース映像を見て、アレ?と思った。
ファンファーレがなくなっていた。地全協のサイトの過去映像では、すべてのレースのスタート前にファンファーレがついていたのだが、どうやらこの4月からファンファーレはつけないことにしたようだ。
これはとてもありがたい。このコラムだったか、別のところだったか、それとも個人的なブログだったか、どこかで以前に指摘したことがあると思うのだが、過去のレース映像の冒頭にかぶせられたファンファーレにどれだけイライラさせられたことか。ひとつレースを見るくらいならまだいいが、過去の映像を見て予想をするときなど、続けていくつもレースを見なければいけないときなどは、同じファンファーレを何度も聞くことになる。
しかもこのファンファーレ、オリジナルのタイミングで収録されているわけではなく、ファンファーレが終わったところでスタートするようにわざわざ編集されたもの。その編集作業にもおそらく手間がかかっていたに違いない。その上レースでない部分の映像を保存しておくことで、データサーバの負担にもなる。
そうしたさまざまな意味でも、レース映像にファンファーレがなくなったことはひじょうにめでたい。
ついでだから地全協のデータベースでずっと不満に思っていたことも指摘しておきたい。それは、開催が替わると、ひとつ前の開催のオッズデータが消えてしまうということ。あれはわざわざ開催替わりでオッズデータを消してしまっているのだろうか。それとも自動的に消えてしまう仕様なのだろうか。
個人的なことなのだが、過去のレースの記事などを書くときに、1頭1頭の単勝オッズや、ときには連勝式のオッズなどを知りたいときには、わざわざ別のサイトを探しに行かなければならないというのが現状。
オッズも競馬のデータの一部として重要なものなのだから、なんとか残しておくことはできないものだろうか。