いよいよ週末に迫った凱旋門賞。大舞台に沸く現地の様子、緊迫感漂う陣営の雰囲気など、現地フランスの最新情報をお届けします!(取材・写真:土屋真光)
追い切り後も入念な調整
追い切り明けの現地時間10月4日朝。この朝は、追い切りの翌日ということもあって、常歩での乗り運動のみ。早朝より強い雨に見舞われながらも、入念に90分を使ってレースに向けてのコンディションを整えていた。
調教という面では、前日の追い切りでほとんどをやり切った状態だが、池江調教師は司令官としてレースに向けてやることはまだ残っている、と語った。そのうちのひとつが雨対策だ。この時期のパリは雨が多く、実際にこの朝も強い雨が降り、週末も一時的だが降雨の可能性が天気予報で告げられている(とはいえ、フランスの天気予報はコロコロ変わるのだが)。
土曜日にも競馬が開催されるロンシャンの馬場コンディションを見ながら、「理想は去年のような馬場(レコード決着)ですがそうもいかないので