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武豊『勝ちたかったですね』、トレイルブレイザーBCターフ観戦記

  • 2012年11月04日(日) 17時00分
アクシデントがありながら、積極的な競馬で4着に健闘したトレイルブレイザー。レース直後の武豊騎手コメントを交えながら、斎藤修氏がレースをBCターフを振り返ります。(取材:斎藤修、撮影:斎藤修、森内智也)
 ブリーダーズCへの日本調教馬の挑戦は、すべてのカテゴリーを合わせてこれまで8頭。最高着順は、2010年にフィリー&メア・ターフに挑戦したレッドディザイアの4着。日本馬が世界的なレベルでも勝ちやすいと思われる芝2400mのBCターフへの挑戦は、今回のトレイルブレイザーが初めてというのはちょっと意外な感じがする。

 トレイルブレイザーは、本番の4週前に行われたG2のアロヨセコマイルに出走。遠征初戦、しかも必ずしも適距離とはいえないマイル戦にもかかわらず、ゴール前追い込んで1/2馬身差の2着と好走を見せた。1分31秒台のコースレコードに近い決着で、馬場への適性も見せていた。それゆへ本番に向けて地元マスコミの評価も高く、最終的には4番人気だったが、単勝オッズでは7倍。アメリカ東海岸で5連勝中のポイントオブエントリーが1番人気で単勝は3.4倍と、それほど抜けた人気でもなく、2番人気セントニコラスアビー、3番人気シャレータ、そしてトレイルブレイザーまで含めた4頭の争いと見られた。

 レース前日の朝、アクシデントが発生した

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