先週金曜。宮調教師と村山調教師が、とある馬主の今年の快進撃について談笑していた。「今年1か月ちょっとで5勝もしているんだからすごいよな」「個人馬主でそんなに数も使っていないのにですからね」。
馬主の名は風水のDr.コパとして知られる小林祥晃オーナー。村山、宮厩舎ともに預託馬がおり、それらも含め今年先週までに14回出走してすでに5勝。勝率3割超えというのだからすごい。
なんでもかんでも勝ってしまう時と、どんな人気馬でも負けてしまう時。騎手や調教師に運の流れがあるように、馬主にもそんな流れが見て取れる時がある。
今年1月6日の京都では、エーシンでおなじみ(株)栄進堂の所有馬がJRA史上初となる同一馬主所有馬による4連勝を達成し、その日のメーン、GIII・シンザン記念(エーシントップ)も勝って、同一日同一競馬場における同一馬主所有馬の1日5勝(2004年8月14日に札幌でサンデーレーシングが記録した以来の最多タイ記録)という爆発的な流れを引き寄せたこともあった。それにも似た運気が今、小林オーナーの馬にも舞い降りているのかもしれない。
そのコパ軍団の起爆剤になっているのが今週アーリントンCに出走するコパノリチャード。
圧勝した白梅賞では鞍上のビュイックが「僕はただつかまっていただけ」と絶賛するスピードを見せつけた。「前走後はクラシックトライアルに行く路線もあったけど、ビュイックがマイルなら次も勝てると言っていたし、アイツ自身もそろそろ短期免許が切れるしね(3月4日まで)。ここは何とか賞金を確実に加算しておきたい」と語る宮調教師。まだまだコパ軍団の快進撃は続きそうだ。
(栗東の坂路野郎・高岡功)
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