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凱旋門賞の前祝い!? 武豊騎手との爆笑酔っ払いエピソード

  • 2013年10月01日(火) 18時00分
今週の日曜日は、いよいよ凱旋門賞です! 日本競馬界にとって、歴史的一戦となることを願ってやまないわけですが、どうやら小牧騎手、“凱旋門賞の前祝い”と称して、武豊騎手としこたまお酒を飲んだようで…。今回は、そんな酔っ払いエピソードのほか、ユーザーの質問から小牧騎手の“カラオケ事情”に迫ります!
(取材・文/不破由妃子)

■ユタカくんと9時間ぶっ通しで飲んだわ

──いよいよ凱旋門賞が近づいてきましたね。

小牧 うん、楽しみやね。

──オルフェーヴルもキズナも前哨戦を勝ちましたが、レースはご覧になりました?

小牧 それが…観てなかってん。観ようと思って張り切って酎ハイを飲んでたんやけど、いつの間にやら寝とった(笑)。あれ、9時とか10時からだったでしょ? いつももっと早く寝てしまうからねぇ。失敗したわ。でもあとで観たよ。

──キズナのレースぶりは、どうご覧になりましたか?

オルフェーヴルは本番も期待できる

オルフェーヴルは本番も期待できる

小牧 向こうの競馬らしいスローやったけど、いつも通り、折り合ってね。あの馬は、折り合いはまったく苦にならんらしいから。最後は際どい勝負やったけど、2着の馬(ルーラーオブザワールド)が脚を余してたなぁ。あれがイギリスダービーを勝った強い馬やね。僕、よう知ってるやろ(笑)? その馬だけ知ってんねん。オルフェーヴルは楽勝やったね。本番も期待できるんちゃいますか。

──武豊さんとは、凱旋門賞について何かお話はされました?

小牧 ああ、凱旋門賞の前祝いという名目で、小倉でガッツリ飲みましたわ。本当はサシで飲むはずやったんだけど、僕の友達が大阪から応援にきてくれていたから、結局、そのおっちゃんも交えて3人で。

──そうでしたか。そもそも、おふたりで飲むことはよくあるんですか?

小牧 いや、ふたりはないね。今回はたまたま、僕もユタカくんも誰も誘ってなかったから、「たまにはふたりでゆっくり飲もうか」っていうことになって。まぁ、ベロベロになったわ。そのとき一緒にいた友達は、あんまりお酒を飲まへんねん。だから、一部始終をほとんど素面で見てたわけやけど、僕もユタカくんもご機嫌やったらしいわ。

──らしい…ということは、小牧さん、また覚えてらっしゃらないんですね?

小牧 はい(笑)。なんせ6時から3時くらいまで飲んでたらしいから。最後はめずらしく、僕が「もう帰ろか」って言い出したらしい。いったい、そんな長い時間、何を話してたんやろ…。

──9時間近く飲んでたんですね。おふたりともすごい体力!

小牧 ホンマやねぇ。だから、何を喋ってたのかホンマに覚えてない。あ、そういえば、最後のほうは酔っ払って、「好きやねん!」とか言いながら、ユタカくんにじゃれてたらしいわ(笑)。もちろん僕は覚えてないけど、あとから一緒にいた友達に「あんた、なにしてんねん」って言われたわ(笑)。

──失礼ながら、想像すると笑えます(笑)。おふたりは本当に仲がいいというか…。

小牧 僕ももう、おっちゃんやねぇ。酔っ払いの戯言は長いから、きっとおんなじ話を延々繰り返したりしてたんちゃう? でも、飲むときはいつもそうやけど、競馬のマジメな話はほとんどしてないと思うよ。前祝いもやったことやし、キズナには頑張ってほしいね。オーナーの前田(晋二)さんにもお世話になってるしね。もちろん、オルフェーヴルも応援してるけど、僕としてはやっぱりユタカくんに頑張ってほしいな。

──では、ユーザーからの質問です。「いつも太論を楽しく拝見しています。韓国でカラオケに行かれたそうですが、小牧さんはカラオケで何を歌うのですか?」というものです。

カラオケではゆずが持ち歌

カラオケではゆずが持ち歌

小牧 ゆずの「栄光の架け橋」。あれは僕の歌やね(笑)。一時期はそればっかり歌ってたわ。持ち歌やね。

──飲んだときは、よくカラオケに行かれる?

小牧 昔はよう行ってたけど、最近はほとんど行かないです。僕らはカラオケが流行り出した世代やからね。飲み屋には必ずあったし、当時はカラオケボックスにもよう行きましたわ。ゆずのほかにも、コブクロが好きでね。一時期は、車のなかでコブクロばっかり聴いてたなぁ。

──日常的に音楽は聴きますか?

小牧 うん。車のなかで聴いてます。最近は、KARAとかJUJUとか福山雅治とかEXILEとかaikoとか…、まぁいろいろ聴いてますわ。

──ご自宅で音楽鑑賞はされない?

小牧 車のなかだけやね。家では、寝るか、ビールを飲むか、最近は『半沢直樹』を観るか(笑)。毎週録画して、楽しみに観てましたわ。あれはハマったわ〜。

【次回の太論は!?】
 新潟2歳S3着のピークトラムのほか、母ロゼカラーのヴィンテージローズ、3戦目で勝ち上がったモンラッシェなど、この秋は、橋口&小牧コンビによる楽しみな2歳馬が目白押し。次回は、各馬についてレースを振り返りながら、小牧騎手が将来性をズバリ!
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太論 / 小牧太
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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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