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札幌芝のトニービン

  • 2014年08月15日(金) 18時00分


関屋記念はスピードの持続性がポイント

 今開催の札幌芝は「トニービンの血」を買い続けるだけで、毎週プラス収支を記録中です。

「トニービンの血」を持つ馬で「推定人気順位3位以下」の回収率は、開幕1週目の複勝回収率が242%。2週目は111%。3週目は104%。

 8月9日の藻岩山特別も、ホームページで公開している勝負レースに指定。12人気で3着のトニーポケットを本命。7人気で勝利したイントレピッドを対抗に。2頭はともに「トニービン」の血を持つ馬。もちろん、前2週のトニービンの勢いを評価したわけです。

 ちなみに、今開催のトニービンの血の回収率が高いのは、2桁人気で馬券になったホープフルハート(7月27日4レースで14人気3着)とトニーポケットの2頭。

 この2頭はいずれもジャングルポケット産駒。そして前走から条件を大幅に変えた馬でした。

 ホープフルハートは前走が芝2400mで今回が芝1200m。トニーポケットは前走がダート1700mで今回が芝2600m。

 また、トニーポケットもホープフルハートも最終的には2桁人気でしたが、6人気以内に支持された時間帯がありました。つまり、一部のマニアユーザーが大量投票で人気を下げる「マニア票」が入った馬だったのです。

 その他にも、今開催の札幌芝で馬券になった「トニービンの血」を持つ馬は「マニア票」が多数入っていました。

 日高特別を勝利したブレークビーツ、7月27日の7レースで3着のシュンルドボンも「マニア票」により「推定人気順位」よりも当日に人気になった馬です。

 と、まるでトニービンの血で大儲けしたように書いていますが、正直に書きますと、藻岩山特別は、ディープ産駒を軽視したので、3連単は100円しか当てていません。


 大本線で当ててもない自慢話では、ライトファンには感心されないでしょう(本線で当ててしまうと、金額を載せられないので、結局同じようなものですが)(笑)。

 今週こそは、ライトな血統解説でヘヴィーな札束を獲得したいものです。その前に、トニービンの回収率は毎週下がっていることを心配するべきかもしれませんが。

 関屋記念は、1400的なスピードの持続性がポイントになりやすいレース。ニジンスキーの持続性が武器のクラレントは例年の傾向には合う馬です。

 昨年、世界のジャスタウェイを負かしたレッドスパーダも1400重賞勝ち馬でニジンスキーの血を持つ馬でした。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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