◆今の京都芝はキングカメハメハに絶好の波が来ています
先週はミルコ・デムーロ騎手と、ルメール騎手のJRAの免許交付が発表されました。
安藤勝己騎手の頃から続く慣例通り、1年目で落として2年目で通すパターンの是非はともかく、免許交付は馬券においても確実に影響を与えることでしょう。
馬券的にもこの二人の騎手の扱いは、今まで通りの外国人騎手のパターンに当てはめて使うことは難しい面も出てくることでしょう。
とはいえ、実際にJRA騎手として乗り始めるのは3月から。今週末に使えるかもしれない話題に移しましょう。
先週の当コラムでは「東京芝1600m以下で内枠のノーザンダンサー系」を取り上げました。
ホームページで公開している勝負レースに取り上げたのは、土曜最終と春菜賞の2レース。カシノピカチュウは本命。アイラインは対抗でした。なお、内枠のノーザンダンサー系が3頭揃った日曜東京4レースは推奨していません。
内枠のノーザンダンサー系が馬券になったレースをすべて勝負レースに選べたのは当然としても、アイラインを対抗にしたのは情けない限り。単勝オッズが5倍以下になるのではないかと予想したこと。仮に5倍でも買いの能力を持っていることを予想できなかったことが今の予想の不調を反省しなければなりません。(同じハズレでもシャイニープリンス4着は、現状の自分の予想力ではこんなもんだろうと諦めてるのですが)
前向きに捉えれば、予想が不振な人間でも、頼りになるのが内枠のノーザンダンサー系ともいえます。今週も引き続き注目しましょう。なお、大系統ノーザンダンサー系は「亀谷敬正ホームページ」無料公開中の系統出馬表で父の背景色が青の馬です。
さて、今週は京都記念。ディープインパクト産駒のハープスターとキズナが注目を集めます。が、馬券的に買ってみたいのはキングカメハメハ産駒の方でしょうか(そもそも馬券自体買いたいレースかは別として)。今の京都芝はキングカメハメハに絶好の波が来ています。先々週の大爆発に続き、先週もキンカメ産駒のオデッタが単勝10倍で優勝。
ラブリーデイは母にトニービンとロベルト。昨年の勝ち馬デスペラードも母にトニービンとロベルトを持つ馬でした。トウシンモンステラの前走は8枠がすべて。今回は思い切った乗り方で変われる材料は揃っています。