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中央馬の優勢は否めない/さきたま杯

  • 2015年05月26日(火) 18時00分


◆この中間の動きは素晴らしいノーザンリバー中心

 5月下旬は中央にダート短距離重賞が無く、このレースに全国のトップクラスが出走してくる。したがって中央馬の優勢は否めず、昨年の優勝馬ノーザンリバーが中心で、相手もトロワボヌール・ドリームバレンチノが有力。地方馬では浦和9勝のリアライズリンクスが筆頭格で、3着までの穴候補としてはタイセイレジェンド・ナイキマドリードを推したい。

 ◎ノーザンリバーは叩かれて良化し、この中間の動きは素晴らしく、乗り慣れた蛯名で「さきたま杯の連覇」に挑む。

 〇トロワボヌールは初コースになるが、戸崎の手綱で心配は無用だろう。54キロなら優勝の可能性は高い。

 ▲リアライズリンクスは好枠に恵まれ、追い切りの動きも良く、得意の浦和コースで一気の逃げ切りに賭ける。

 ×ドリームバレンチノは前走の大井で苦戦したものの、距離1400mなら雪辱のチャンス。

 注タイセイレジェンドは左回りに実績があり、リーディングジョッキー森の起用で上位を狙う。

 △ナイキマドリードは浦和1400mが得意だけに、展開次第では上位も。

◎10ノーザンリバー
〇05トロワボヌール
▲02リアライズリンクス
×03ドリームバレンチノ
注06タイセイレジェンド
△04ナイキマドリード

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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