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福島芝で覚えたい種牡馬を1頭だけ上げるなら

  • 2015年07月08日(水) 18時00分


◆サウスヴィグラス、パイロに続いて今週スマホに追加してほしいのが「福島芝のニジンスキー」

 先週から始まった「競馬血統研究所」で共演させていただいている小藪さんのスマホ。サウスヴィグラス、パイロの名が書き込まれましたが、今週スマホに追加してほしいのが(本当は先週から)「福島芝のニジンスキー」

「競馬は1頭の血を覚えるだけでも勝てる」というテーマなら「福島(芝)はニジンスキーの血を持つ馬を狙うだけでも勝てる」と言っても過言ではありません。

 福島芝の象徴レース七夕賞もニジンスキーの血を持つ馬が、毎年のように激走。昨年も5人気の単勝12倍で優勝したメイショウナルトは母にニジンスキーの血を持つ馬。一昨年は7人気2着のトレイルブレイザー、14人気3着のタガノエルシコも母にニジンスキー。そして3年前に単勝54倍の14人気で優勝したアスカクリチャンも母にニジンスキーの血を持つ馬でした。

 そして、今年も開幕週からニジンスキーの血絡みの馬が大爆発。2桁人気で馬券になった6頭のうち4頭がニジンスキーの血を持つ馬。

 出走した3頭のうち2頭が馬券になったアドマイヤオーラは母父ニジンスキー系。母父スペシャルウィークは3頭の馬券対象馬を出し複勝回収率は305%。

 7月5日の2レースで12人気の人気薄ながら3着に激走したシュンクルーズの父タイキシャトル、母父スペシャルウィークはいずれもニジンスキーの血を持つ馬。ということでホームページで注目馬にあげたら見事に激走して、驚きました(いや、当然と言わなければなりませんね(笑))

 今年の七夕賞でニジンスキー持ちの馬から面白そうだな、と思ったのはグランデスバル、トラストワン、マイネルディーンあたり。

 ただ、いくら血統が合っていても、外を回ったり、出遅れたり、直線で猛烈な不利を受けるなどの悲運を被れば走れませんから(先週も、痛恨のハズレ馬券で証明しましたが…)枠順も重要ですね。

 七夕賞で必ずしも幸運が舞い込むとは限りませんので、他のレースでもニジンスキーの血を持つ馬を意識して吉報を待ちたいもの。ニジンスキーの血を持つ馬は、ホームページで無料掲載中の出馬表でひと目で確認できます。

 出馬表→小系統のタブをクリックして「ニジンスキー系」が4L(父、父母父、母父、母母父)に存在する馬。もしくは、母父スペシャルウィーク、ダンスインザダーク、タイキシャトルを狙ってください。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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