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『2月18日』のフェブラリーSへ向けて/根岸ステークス

  • 2018年01月27日(土) 18時00分


◆ここを勝てる4歳馬はだいたい本物

 4歳馬が1頭。5歳馬も1頭だけ。ベテランの多い対戦となった。本番のフェブラリーSは(今年は2月18日)、G1に昇格して過去21回になるが「4歳馬…8勝、5歳馬…10勝、6歳馬…3勝、7歳上…0勝」であり、世代うんぬんは関係なしにスピード、切れ味、活力で上回る若い「4〜5歳馬」断然有利を伝えている。

 ところが不思議なことに、ステップの根岸Sは距離1400mなのに、この時期に定着して17年、4歳馬はたった「3頭」しか勝っていないのである。例年、だいたい出走馬が少ないのが理由だが、3頭のうち、メイショウボーラーと、モーニンは本番のフェブラリーSを連勝している(もう1頭も5着に好走)。ここを勝てる4歳馬はだいたい本物である。

 今年の4歳馬サンライズノヴァの父は、ゴールドアリュール。同馬は03年のフェブラリーSの勝ち馬であり、種牡馬となってもダートのチャンピオンサイアーとなった。10年エスポワールシチー、14〜15年コパノリッキー、17年ゴールドドリーム。4回も産駒がフェブラリーSを勝っている。

 昨年「2月18日」に18歳で急死してしまったのはあまりに残念だが、今春も3〜4頭の最後の産駒が生まれる。すでにちゃんと後継の種牡馬がいるので、ダートチャンピオンの血は受け継がれていく。その後継種牡馬に加わりたいサンライズノヴァは、本番に出走するゴールドドリームとともに、「2月18日」のフェブラリーSで、ワンツーを決めるくらいの有力候補になっていたいものである。

 サンライズノヴァは、コパノリッキー、キタサンブラックと同じく、大活躍の続く門別ヤナガワ牧場の生産馬というだけではない。母ブライトサファイヤは、同牧場の生産馬として2007年「2月18日」のフェブラリーSを勝ったサンライズバッカスの半姉になる。

 サンライズノヴァは、ムラな成績のように映るが、距離1600m以下は【3-0-0-1】であり、3走前の東京ダート1400m1分22秒2は、良馬場ながらコースレコードとわずか0秒3差だけ。休み明けで、あれが古馬とは初対戦だった。もろいなどということはない。自在脚質を生かして快走してもらおう。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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