▲騎手として日本ダービー2勝、調教師としてもマンハッタンカフェなどGI馬を手掛けた小島太氏
今年2月に惜しまれつつも調教師を引退された小島太氏に、日本ダービー出走馬の馬体を見ていただき、仕上がりや距離適性などを診断してもらいました。「オレが乗ったら勝てる」。“フトシ節”も飛びした馬は果たして!?
1枠1番 ダノンプレミアム
5月16日撮影全体的にバランスがよくて文句のつけようがない。3カ月ぶりとは思えない無駄のない体つきで、アバラがうっすら浮いていて前躯、後躯ともに張りがある。ディープインパクト産駒特有のスピードだけではなく、母系のデインヒルの力強さを感じる。
1枠2番 タイムフライヤー
5月16日撮影早熟なのか、形が変化していなくて皐月賞時から良くなっていない。早くに結果を出した馬にしては、き甲が抜けきっていない。体型に合った成長曲線を描いていない感じだ。
2枠3番 テーオーエナジー
5月15日撮影ダートしか走っていないが、いい馬。芝でも走りそうな体型はしているが、いきなり芝のGIでダービーとなると