スマートフォン版へ

【天皇賞・秋】出走予定馬 中間調教レポート

  • 2018年10月21日(日) 18時00分
エタリオウ

▲ハードな調整で菊花賞に臨むエタリオウ(撮影:井内利彰)


出走予定馬のレース1週前の調教をレポート。1週前から各馬の状態をチェックしておくことは馬券的中に欠かせません。


アクションスター

 コースを大きめに乗り込まれているが、窮屈なフォームで馬体のハリも物足りず。一度使っての伸びしろを期待するのは、年齢的にも厳しそうだ。

アルアイン

 ハミをかんで少し内にモタれている分右手前のままだったが、残り150mで替えるとサトノノブレスを引き離した。一度使ったことで反応や気合は良化。

ヴィブロス

 変則日程の影響なのか、1週前が坂路はかなりレアなパターン。四肢が良く伸びた機敏な走りを披露し攻め気配は文句なしだが、コース変更の意図に注意。

キセキ

 道中のリズムがうまく取れているので、余裕を持って動けている。手脚を大きく伸ばして力感も増したフォーム。前走後すぐに乗り出されて、至極順調。


サクラアンプルール

 馬場入りから走る気満々。田辺が抱え込んで道中は我慢させ、直線でマッチレスヒーローを抜かし、最後に気を抜かせぬようムチ一発。状態の良さが伝わる。

サングレーザー

 水曜&木曜は軽めで日曜日に早いところをやるのが浅見流。以前に比べれば前半の我慢が利き、手綱を緩めた時のうなりっぷりがいい。至極順調だ。

ステファノス

 前走が好仕上がりだったためなのか、今回は珍しく坂路で一週前追い。外にモタれて目立たぬ動きだったこともあるが、大きな上積みは見込みづらい。

スワーヴリチャード

 M.デムーロは最後に気合を付けただけ。この馬本来の回転力で一瞬にして先行馬を抜かし去り、速いラップを刻みながらも最後まで勢い十分。割り引く必要なし。

ダンビュライト

 多少クビを内に傾けているが前肢を良く伸ばし、ヨレることなくシャープな走り。踏みながらしっかりと加速し、松若騎乗の同格馬に先着したのは立派。

ブラックムーン

 道中折り合えた割にラストのはじけ方が物足りず。先行する2歳馬2頭にあっさり置かれてしまった。仕上がりやすいタイプだが、動きはピリッとせず。

マカヒキ

 この中間でフォームの伸縮性が増し、沈み込む走りを取り戻した。2週続けて先行するトリコロールブルーを問題にせず鋭伸。余裕を残した手応えでの好時計。

ミッキーロケット

 1週ごとに負荷を強めていき、ここ2週は同格馬に中身の濃い調教を施されている。相変わらず内にモタれるが、矯正しつつ迫力十分の伸び脚を披露した。

レイデオロ

向正面からかなり行きたがるがこれはいつも通り。深いウッドに脚がはまり、直線は必至に抑えてゴール後に下馬。翌日に坂路で乗られたが、盤石とは言えない。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング