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世界の中の日本競馬

  • 2005年11月30日(水) 23時50分
  ジャパンカップ、ジャパンCダートは、それぞれの勝利騎手がいずれも3勝目と、記録を伸ばしました。デットーリに武豊、誰しもが納得できたことでしょうが、それにしてもゴール前の攻防は見事でした。連日のデットヒート、死力を尽すを見せてくれました。

 そして、ジャパンカップのレコードは、世界中に衝撃をもって伝えられたことでしょう。今やこの国際レースは、とてつもなくタイムの速いレースとして知れわたっています。スピードとスタミナ、それぞれの極限が求められる極系のGI戦。どこの国際レースにも負けていません。日本の競馬の国際化、そしてレベルの向上、着実に成果を上げている中、待たれるのは日本馬の海外遠征です。

 今年は、去年のチャンピオンのゼンノロブロイがヨーロッパで実力を証明しました。ジャパンカップではこのロブロイがひとつの基準とみられていて、4着のリンカーンまで国際水準にあると結果から見ていいでしょう。

 諸外国との比較という点では、国際レイティングがどれ位になるかが注目されます。

 今年は3冠馬ディープインパクトがいて、これとアルカセットがどう評価されるかですが、有馬記念でロブロイとインパクトが対戦するので、その結果が大きく左右することになります。

 国際レースがあることで広がる世界の輪、ジャパンカップはいつもこれを意識させてくれます。視野を広げるこのとき、世界の競馬地図の中で日本の競馬が大きな地位を占めるにこしたことはありません。

 ジャパンカップの表彰式に見た大リーガー、ホワイトソックスの井口選手。国際レースのプレゼンターとして、これほどふさわしいものはないと実感しました。その場にいた多くのファンもそう思ったことでしょう。

 ジャンルは異なっていても、スポーツイベントにはスポーツプレイヤーが1番似合うと、この人選には拍手を送りたいです。

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ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。

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