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【古谷剛彦のクラブライフ】地方競馬の奥手の未勝利馬たちにスポットライトを当てたい

  • 2019年09月30日(月) 18時00分

未勝利戦にはドラマがあり、波乱もある


 28日、北海道在住のライターの方たちを含め、札幌開催の打ち上げを行いました。今月1日まで札幌競馬は開催していましたが、「もう大分前の話に感じるね」と、誰もが口にしていたほど、月日の経過は早く感じます。2011年までは、スプリンターズSの日まで開催はありましたから、「昔なら記者クラブの懇親会は、ちょうど札幌2歳Sが終わった日なので、今日に当たる時が打ち上げみたいなもんでしたよ」という話も聞きました。

 9月の北海道は、意外と暑さがぶり返します。もちろん、朝晩はさすがに冷え込みますが、打ち上げがあった日も、日中は暖かかったぐらい。そんな中で競馬開催があったら…と思うことは、北海道で仕事をする身なら当然感じます。

 来年は、1週だけではありますが、札幌開催が増えるという報道がありました。1週だけでも延びるのはありがたいですが、函館開催を含め、4週間も減らされた北海道シリーズを考えると、まだまだ物足りなさも覚えます。中堅クラスの騎手たちが、丸々1カ月ある2場開催の期間は、明らかに乗り鞍が減ります。この現状を考えれば、4週間も2場開催が続くことは、必ずしも良いこととは言えないでしょう。

 今年から

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