軽ハンデを生かして、格上挑戦の日経新春杯を制したモズベッロ
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、精度の高い“馬場読み”で、大きな馬券を仕留めたふたりの予想家を取り上げます。人気薄馬が激走した先週末のレースを、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
馬場と天気を読む“気象予想”が真価を発揮
最初に紹介するのは、気象予報士の三宅誠氏。馬場レベルを通常の良・稍重・重・不良の4段階から、自身の理論に基づき、7段階に細分化。さらに5段階の気候レベル(寒・涼・暖・暑・酷暑)に分類して、激走を体系的に明らかにするスタイルです。
そんな三宅氏が今回、ターゲットにしたレースは日経新春杯。そこで導きだされたのは、◎モズベッロ、○レッドレオン、▲エーティーラッセンという結論。2番人気→5番人気→11番人気という難解な決着を、印順通りに的中させたのです。
ちなみに推奨理由はそれぞれ、モズベッロは「今の京都の馬場を味方にできる」、レッドレオンは「寒では4戦3勝、冬の力のいる馬場でもやれそう」、エーティーラッセンは「冬の芝や稍重の重めの馬場で好走が目立つ」というもの。
つまり、馬場読み&天気読みがキッチリとハマれば、好走馬をまとめて絡め取れたわけです。三宅氏自身も馬連、3連複、3連単をトリプル的中させ19万円オーバーの払戻しを獲得しました。予想結果は
こちら馬場と天気を軸にした自身の理論が見事にハマり、好配当的中につながった
馬場、コース実績、距離適性、展開と複数の要素を冷静に分析
もうひとりは馬場に加え、枠や展開を軸に予想を組み立てるTARO氏です。差し決着となった愛知杯を「開幕週内枠有利想定も、前が少しやり合いそうで直線は差し届く」と読み切り、5番人気2着のアルメリアブルームを本命に推奨。
前走のエリザベス女王杯は「相手云々もそうだが、条件が合わなかった」とノーカウント扱い。「小倉替わりは間違いなくプラス」と強調して、3連複913.5倍を200円的中させました。
また、9番人気で優勝したデンコウアンジュについても、「決め手秘め平坦向き」「マイル実績中心だが、今はこれくらいの距離のほうがテンに置かれなくて良いのでは?」と、かなり脈のありそうな見解。実際、 アルメリアブルーム以外では唯一、3連複の軸馬に指名していました。予想結果は
こちら馬場と展開から人気落ちしていたアルメリアブルームを軸に据え、見事に高配当を仕留めた
お気に入りの予想家を逃さずキャッチ! 自動購入機能がオススメです。予想家をお気に入り登録する方法は通知設定の方法はどんな方法で通知されるの?