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【きさらぎ賞】アルジャンナほか有力馬の馬体をチェック!

  • 2020年02月03日(月) 18時01分
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにきさらぎ賞出走予定馬の馬体診断を行っていただきました。

(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)


アルジャンナ

栗東・池江泰寿厩舎 牡3


アルジャンナ

▲1月29日撮影


 1週前の写真撮影時は馬体がパンパンに膨らんでいることが多い池江厩舎。ただそれは鍛錬につぐ鍛錬を重ねた結果。まだキャリア2戦の3歳馬にそれを望むのは酷だろう。トモの膨らみが少し物足りず、前腕のボリュームが目立つ姿形。気性や攻め過程を踏まえても成長を促している段階か。とはいえ緩みのない体と鋭い目つきから態勢は整いそうだ。

ギベルティ

美浦・小島茂之厩舎 牡3


ギベルティ

▲1月29日撮影


 524キロのオルフェーヴル産駒だが、毛色や姿形からすれば母父ドバイミレニアムの血を継承している。キ甲の抜け具合、大型馬らしからぬ緩さのない筋肉質の体は完成度の高さを物語る。柔らかいつなぎでスピード持続力があり、母父同様の頑強な先行力が武器だ。左前にソエの症状があるのは少し心配だが、栗東への輸送減りもなく万全の態勢か。

グランレイ

栗東・池添学厩舎 牡3


グランレイ

▲1月29日撮影


 朝日杯FSの馬体重は452キロだが、数字以上に大きく見せるタイプ。キ甲の抜け具合やトモ高のシルエットからすれば、まだまだこれからの馬か。この時期のルーラーシップ産駒らしく骨格に見合った筋肉はついていないが、鍛えていけばバランスは一気に良くなってくる印象だ。トモに丸みはあり少し緩い程度の作り。週末と当週追いに注目したい。

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相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。

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