阪神JFの注目馬2頭

　先週のチャンピオンズCですが、テーオーケインズの強さが際立ちましたね。

　しかも当日のパドックで思ったのは、休み明けとなったJBCよりも引き締まりを見せていた体とは言え、まだまだ線の細さはあり、年齢を考えても成長過程。

　それを考えると、この先、どこまで強くなっていくのか？ しかもあえて年内はこれで休養。となると来年以降の走りが楽しみでなりません。

　一方、初のダート挑戦となったソダシですが、さすがにいきなりのダートがGIというのは厳しいところがあったように感じます。とは言え、好スタートを切り、スピードと枠＆斤量をいかす競馬は馬自身にとってはダメージの少ない1戦だったようにも…。個人的にはワンターンのマイルあたりでのダートの走りを再度見たい気持ちです。

　さて話は変わり、早12月。

　皆さんも何かとバタバタとされているのでしょうか？ 私は、お恥ずかしながら毎年この時期は心がナーバスになりやすく、自分自身のコントロールが…。皆さんもそういった経験ありますか？ 気のせいなのかもしれませんが、決まってこの時期なので、人も動物なのかな？ と思いながら過ごしています。

　さぁ今週は若き乙女の戦い・阪神JFとなります。

　注目は、ナミュール。今回初めての右回り＆騎手との初コンビとなりますが、この2戦の内容に加え、追い切りの動きが抜群。

　ハービンジャー産駒にしてはユルサがなく、体付きは母父のダイワメジャーのよう。しかしそれでいてフットワークの柔らかみはパパ譲りの印象で、パパとママの良いところが凝縮されたような馬。全てにおいて魅了されちゃいました。

　一方、穴っぽいところで気になるのは、アネゴハダ。前走においては、「少しもったいない競馬だった。スムーズだったら上位争いできていたと思う」と幸騎手。しかも2戦目の重賞が初芝。これまでのレース内容から距離延長と直線の長さ、そしてダート＆芝の両方で好走している点からも、気持ち的に強い面がうかがえ、繊細で戦歴の浅い2歳馬同士では武器になると思えます。

　デビューからの3戦の全てを幸騎手が手綱をとっているという点も魅力。

　もちろん相手は強いですが、馬券的な妙味から狙ってみようと思っている馬です。

　それでは皆さん、日曜日は競馬中継でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。