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【予想コラム:12/26 有馬記念】あの時の“ラストラン” 池添謙一騎手が感じた事

  • 2021年12月23日(木) 18時00分
 今年、グランアレグリア、コントレイル、ラヴズオンリーユーがそれぞれ有終の美を飾り、ターフを去った。有馬記念でもクロノジェネシスとキセキがラストラン。競馬界は一時代のピリオドが打たれようとしている。

 名馬のラストラン…挑む側のお気持ちは?2013年・有馬記念(GI)。オルフェーヴルとのラストランを池添謙一騎手に振り返っていただいた。

『引退式もあると聞いていたので、絶対に負けられない闘いになるな、と感じていました』

 スタートしてすぐに迎える大歓声を全身に受けながら、折り合いもクリア。勝負所、我々が“マクっていった”と感じたシーンは…

『上げていっているという感覚はなくて、オルフェーヴルにとっては自然体でした』

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2013年有馬記念(GI) 2周目4コーナー(写真提供:JRA)


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2013年有馬記念(GI) ゴール前(写真提供:JRA)


 そして直線、『何も聞こえなくなりました。スタンドの声が直線だけは無音になって…最後の直線はオルフェーヴルと自分だけの世界でした』

 ターフビジョンを確認する。大丈夫。ただ“油断ならない”パートナー、最後まで気は抜けなかった。終わってみれば8馬身差の圧勝劇。

『ゴールを過ぎた後にブワッと歓声が聞こえてきました。緊張感もマックスでしたし、とにかくホッとしましたね』

 ゴールした後も早めのブレーキ。これも彼との接し方。あの日、あの瞬間、池添騎手を包んだのはラストランのプレッシャー、ファンの想い…あらゆるモノを託され、完結した先の“安堵感”だった。

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2013年有馬記念(GI) ゴール後(写真提供:JRA)


 さあ、今年も有馬記念(GI)がやってくる。有馬記念(GI)を4勝している池添騎手は今年、モズベッロで参戦予定だ。

『1頭1頭がドラマを持った馬達です。好きな馬もそうですが、好きな騎手も全力で応援していただいて、有馬記念の独特の雰囲気を楽しんでもらいたいと思います』

 あなたの夢はどの馬か、どの人か。

筆者プロフィール:小堺翔太
タイムリーオフィス所属。タレント、フリーアナウンサー。中央競馬全レース中継キャスターをはじめ、中央・地方問わずグリーンチャンネルの競馬番組に多数出演。

「JRA×地方競馬」競馬プレミアムウィーク特別企画。小堺翔太さん、井上オークスさんの2名が日替わりで、JRAネット投票(即PAT、A-PAT)で購入できる「ビッグレース」を予想します。

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