今年も阪神芝内1400で行われる京都牝馬S。最近当コースで行われた古馬混合重賞を振り返ると、21年阪神C1着グレナディアガーズ(父フランケル)、21年スワンS2着サウンドキアラ(母父アグネスデジタル)、21年阪急杯1着レシステンシア(母父リザードアイランド)、2着ミッキーブリランテ(母父ダンジリ)、3着ジャンダルム(母母父ダンジグ)、21年京都牝馬S2着ギルデッドミラー(母母父ダンジグ)と、ダンジグの血を引く馬が必ず連対している。取り上げた5頭ではオールアットワンス(父マクフィ)とドナウデルタ(母母父ベルトリーニ)がダンジグの血を引く。(解説:望田潤)
オールアットワンスデアレガーロ、ロワアブソリュー、ベステゲシェンクの甥で、母シュプリームギフトは函館スプリントS2着。母母スーヴェニアギフトはランダルーシS(米G3・ダ6F)勝ち馬。父マクフィは英2000ギニー馬でヴィジュネル、ルーチェドーロ、カレンロマチェンコなどの父。母方のスプリント適性が高く、夏のアイビスSDで重賞初制覇。控えるケイバもできるが、直千と逃げ切りでしか勝っていないので単調な面はあるのだろう。1F延長で我慢がきくか。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○
サンクテュエールジークカイザーやヴェルテアシャフトの全妹で、北米G1馬ヨシダの3/4妹。母ヒルダズパッションはバレリーナS(米G1・ダ7F)勝ち馬で、