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【フェブラリーS予想】フェブラリーSはレコードに近い馬場を想定

  • 2022年02月15日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はカフェファラオが優勝(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてフェブラリーSで渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 先週の東京ダートは週中木曜の雪、雨の影響が残って湿った状態。凍結防止剤も撒かれた。乾き馬場状態で、日曜は雨。時計、上がりともに速く、走りやすい馬場。軽い馬場。

 今週末も雨予報。凍結防止剤が撒かれていると、先週の馬場状態がキープされやすい。今週末の東京ダートも先週日曜と同等の軽い馬場コンディションを想定。

 GIのメンバーで争われるフェブラリーステークスは、レコードに近いタイムの決着になるだろう。

 フェブラリーステークスのレコードは2016年の1分34秒0。このレコードを更新したのが2016年の武蔵野ステークスの1分33秒8。2016年のフェブラリーステークスはモーニンが最初のコーナー4番手通過で押し切り勝ち。2016年の武蔵野ステークスはタガノトネールが逃げ切り勝ち。モーニン、タガノトネールともにメンバー中の上がりは4位。

 レコード決着になるぐらいの東京ダート1600mは、先行できることに加え、ラストも上位の脚を持続することが要求される。

馬場虎太郎

ダート2戦目となる昨年の桜花賞馬ソダシ(c)netkeiba.com


 ソダシは芝1600mの桜花賞をコースレコード勝ち。この時は最初のコーナーを3番手で通過し、上がり4位でスピードを持続。このコースでレコードを出したモーニン、タガノトネールに近い内容。

 前走のチャンピオンズカップはトラックバイアス「外有利・ 」。当時の中京ダート1800mは外枠が有利な状況。最内枠から逃げる形で最後は失速したが、不向きなトラックバイアスだったため、この内容は許容できる。

 初ダートだった前走は標準的な馬場コンディション。中京ダート1800mは坂からのスタート。芝を速い時計で走ることができるスピード馬。前半から負荷のかかるダート中距離では結果的にスタミナとパワーが不足していた。

 同じダートでも今回想定される軽い馬場コンディションで、芝からのスタートとなる東京1600mならば、桜花賞当時のような走りを再現できる。巻き返しに期待したい。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のフェブラリーSの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!


また、アメトーーク!の読書芸人にて話題となったお笑い芸人ラランド・ニシダと亀谷敬正による対談コラムも特別公開中!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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