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【フェブラリーS予想】東京マイルはナスキロとナスペリオン ここ2年はストームキャット+ミスワキが勝利

  • 2022年02月13日(日) 18時00分
スピードも要求される東京マイルのダート王決定戦。カフェファラオ(父アメリカンファラオ)、モズアスコット(母父ヘネシー)、インティ(母母父フォレストリー)と、ストームキャットの血を引く馬が3連勝中。この3頭はミスワキやゴーンウエストやアフリートといった「ミスタープロスペクターとトムフールとナスキロ」の組み合わせの血をもつという共通点も。ヌレイエフの血も相変わらず有力で、キングカメハメハやゴールドアリュールの血は当然重視。いつの時代も東京マイルはナスキロとナスペリオンなのだ。(解説:望田潤)

アナザートゥルース
サウンドトゥルーやルールソヴァールの半弟で、ホウオウトゥルースの全兄。母母キョウエイヨシノはJRA4勝。父アイルハヴアナザーは北米二冠馬でオメガレインボーやマイネルサーパスなどの父。アイルハヴアナザー産駒らしいダートの中距離馬で、馬群に入らずスンナリ運べればしぶとさ発揮で、逃げたときは[3-0-2-0]と凡走なし。外枠なら東海Sのように好位差しでも頑張れるが、マイル戦は少し忙しいのでそんな形で運べるかどうかだ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

アルクトス
タマモクリエイトの甥で、母母コンキスタドレスはアシュランドS(米G1・ダ8.5F)2着。父アドマイヤオーラは弥生賞馬だが、アグネスタキオン産駒なのでノボバカラやクロスクリーガーなどダート巧者を出している。本馬は母が父母相似配合で、シンボリクリスエスとシーキングザゴールドの影響も強い。540キロ超の大型マイラーで、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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