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【ユニコーンS予想】今年から4月の京都ダ1900で施行 東京ダービーの前哨戦に

  • 2024年04月21日(日) 18時00分
毎年6月に東京ダ1600で行われていたユニコーンSだが、今年から東京ダービーの前哨戦(2着まで優先出走権)として、2ヶ月近く前倒しになり京都ダ1900で行われる。ヘニーヒューズ産駒が毎年好走しているようにストームキャットの血が強いレースだったが、京都1900になってどうなるか。ちなみに5月に京都1900で行われる平安Sはニジンスキーをもつ馬が強い。昨年もグロリアムンディとハギノアレグリアス、ニジンスキーをもつ馬のワンツーだった。取り上げたなかではマルチャレアル以外の4頭はニジンスキーをもつ。(解説:望田潤)


サトノエピック
 アリエノールの半弟で、ブルックリン招待S(米G2・ダ12F)のウォーストーリーの甥で、母ランドオーバーシーはフェアグラウンズオークス(米G2・ダ8.5F)に勝ちケンタッキーオークス2着。母父ベラミロードはウッドメモリアルS(米G1・ダ9F)勝ち馬でディープモンスターやミッキーポジションの母父。父キタサンブラックはウィルソンテソーロやガイアフォースなどダートでも成功。キタサンブラックとエーピーインディのイメージで京都1900は合いそうなタイプだ。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

マルチャレアル
 マルシュロレーヌ、バーデンヴァイラー、サンブルエミューズ、アヴニールマルシェの下で、ナミュール、ラヴェル、アルセナールの叔父。母母キョウエイマーチは桜花賞馬。父リアルインパクトは安田記念に勝ったディープインパクト産駒でラウダシオンやモズメイメイを出している。トキオリアリティーとヴィートマルシェのダート適性が前面に出た配合で、リファールのクロスだから前で受けたほうがいい。速い馬場がベターだろう。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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