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【ファルコンS予想】ダートをこなせる馬が走りやすい特殊距離1400mの重賞

  • 2022年03月17日(木) 12時00分

芝・ダート両刀といったタイプが走りやすい条件に


 芝1400mというのはかなり特殊な条件となっていて、単刀直入に述べてしまえば芝・ダート両刀といったタイプが走りやすい条件になりやすい。2017年以降の芝レース・単勝オッズ1-49.9の勝負になる範囲の馬における、前走ダートからの条件替わりの馬の成績は距離別で以下のようになっている。

メシ馬


1.ローカルの時計の掛かりやすい馬場&ロングスパートになりやすく、タフさが求められる芝2600m
2.前半の比重が重いことで最後は無酸素での我慢比べとなる直線競馬の芝1000m

 上記の2条件は距離は違えど、”脚が上がって辛いなか最後まで走り抜く”という共通点があり、そういったレースはダート馬の方が経験しているため成績が高くなりやすいのは周知のことと思います。

 そこに割って入る勢いなのが、芝1400m条件。複勝回収率91%とかなりの高水準を記録しています。また1400mの中でも平坦競馬の新潟・京都よりも、下ってからゴール前急坂の阪神・中京の成績が高い。3コーナー半ばまで下り、直線向いてすぐ上り坂になった上で直線長く脚が上がりやすい東京芝1400mも同様に成績が優秀という結果が見て取れる。

メシ馬


 また、ダート適性が求められること≒馬格を求められること…でもあるので、

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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