土曜メインのアーリントンカップは、勝ちタイムは前週の桜花賞を上回る1分32秒7。週中には雨が降り、強風の中でこれだけの時計が出たのは路盤が軽いから。

　掲示板に載った5頭のうち4頭が5枠より外。上がり3位以内が1、2着。

　先々週の桜花賞が行われた週は「内有利・前有利」のトラックバイアスが発していたが、先週は外から末脚が決まる馬場に変わった。

　土曜時点でトラックバイアスの変化を察知できたため、日曜に同じコースで行われたストークステークスでは「ウマい馬券」で推奨レースに指定。外枠の差し馬が上位を独占と予想。実際にその通りに決着した。


　ストークステークスも上がり3位以内が1、2着。5番人気以下で掲示板に載った2着馬、3着馬、5着馬は6枠より外だった。また、馬場も土曜より乾き、風も緩んだため、さらに時計が出やすい馬場になっていた。

　今開催の阪神は、路盤の状態が保たれている。さらに、芝が生育する時期だから、先々週よりも先週のほうが軽い馬場になる。今週も週中木曜から金曜にかけて雨予報が出ているが、週末は晴れて気温も上がる。今の路盤ならば、日曜には先週の日曜と同程度の軽めの馬場コンディションになるだろう。

　先週同様、末脚のしっかりしたタイプ、そのなかでも外枠から狙いたい。今の時点では枠順はわからないので、現段階でのマイラーズC推奨馬は末脚のしっかりした馬を狙う。

　ケイデンスコールの前走東京新聞杯はトラックバイアス「外有利・差有利」。掲示板に載った5頭のうち4頭が二桁位置取り、5枠より外。59キロを背負って外枠、後方位置取りが恵まれたレースを内枠から先行する形ではトラックバイアスの不利が大きい。


　前走は先行したが、これまで1600mで連対した6回は、全てを最初のコーナーを6番手以降で通過している。本来の形で運べば巻き返せるだろう。

　もちろん枠順は外枠が理想。枠順や土曜の馬場を考慮した最終結論はウマい馬券で下す。

　想定される馬場状況を考慮すると、できれば外枠が欲しい。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のマイラーズCの予想はレース当日までにウマい馬券で公開！