【チャレンジC予想】やがてトップクラスに成長する馬向きのレース
この5年間の勝ち馬はすべて「3歳、4歳」馬だ。
日曜の「チャンピオンズC」と勘違いしそうなレース名だが、こちらは2020年の勝ち馬3歳レイパパレや、2018年-2019年(3歳-4歳時)に出走していたステイフーリッシュのように、やがてトップクラスに成長する馬向きのレース。
2017年から別定戦に変わったが、この5年間の勝ち馬はすべて「3歳、4歳」馬だ。世代交代の進む時期でもある。今年は5歳以上馬が14頭中11頭を占めるが、軸馬は若いグループから選びたい。
4歳ソーヴァリアント(父オルフェーヴル)は、2020年の秋華賞2着馬マジックキャッスル(父ディープインパクト)と父が同父系の血統背景を秘めている。
同時に、7勝した兄ソーグリッタリング(父ステイゴールド。2014年生まれ)とは、父が親子なので表面上は4分の3同血の弟だが、実際にはもっと似た血統背景を持つ。
姉のマジックキャッスルは阪神牝馬S2着があった。兄ソーグリッタリングは阪神で2勝している。ソーヴァリアントは初コースだった昨年、このレースを完勝している。時計は平凡だが、スローのためで、2着ヒートオンビートに3馬身半差だった。
その時と同じルメール騎手。9月末から間隔を空けたローテーションも同じ。今年もチャンス大だろう。一転のハイペースになる組み合わせではなく、前走こそ大敗したが心房細動のためで参考外。これからまだ大きな成長が望める。
相手の筆頭としたいエヒト(父ルーラーシップ)、夏の七夕賞2000mをレースレコードの1分57秒8で快勝している。2馬身半差の2着がヒートオンビートだった。全5勝中2勝が阪神の内回り。差しタイプだが、コースも距離も合う。森廐舎だけにいつものことだが、追い切りは抜群に動いている。
連穴には、いつも以上に動いた阪神【3-2-0-6】巧者エアファンディタ、変わらず元気いっぱいのディアマンミノル、先行できる4歳馬レッドベルオーブを加えたい。