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【東京新聞杯予想】ここ数年とは傾向が一変しそうな東京新聞杯の馬場

  • 2023年01月31日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はイルーシヴパンサーが優勝(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


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 先週から開幕した東京芝は3着内に好走した30頭のうち24頭が最初のコーナーを4番手以内で通過、もしくは4枠より内。先行、内を通った馬が恵まれる馬場状況になっていた。

 馬場状態は軽め。過去2年(2021年、2022年)も軽い馬場状態だったことは同じ。ただし、過去2年は外枠の差し馬が走りやすい馬場だったが、今年は先行馬有利。先週は近2年とは明らかに異なるトラックバイアスが発生していた。

 過去2年の東京新聞杯も、外枠の差し有利。2022年はトラックバイアス「外有利・差し有利」と判定。5枠より外から最初のコーナーを二桁位置で通過した馬が1、3着。最初のコーナーを5番手以内で通過した馬は全て10着以下に凡走。2021年はトラックバイアス「 ・差し有利」と判定。二桁位置取り馬が2、3着。1着馬と3着馬は5枠より外だった。

 先週の馬場状況が続くなら、ここ数年の東京新聞杯の傾向は踏襲されないだろう。先週の馬場は2016年に近い。

 2016年の東京新聞杯は最初のコーナーを3番手以内で通過した馬が3着までを独占。4枠より内の馬が1、2着。3連単は35万馬券。先週のような馬場状況であれば、先行馬。なかでも内枠の馬を狙いたい。

馬場虎太郎

注目のプレサージュリフト(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 プレサージュリフトの前走京都金杯は最初のコーナーを4番手で通過して3着。これまでとは全く異なる形の競馬を試みたが、結果的には不利な競馬になった。

 逃げた馬は最下位。2番手通過が14着、15着と下位を独占したレース。トラックバイアス「 ・差し有利」と判定。先行するのは厳しい競馬で、実質的には勝ちに等しい内容を与えられる。

 今回は前半に速い馬が少ないメンバー構成となっており、前走のようなレースが今回もできるようなら確実に先行できる。先週に近い馬場状況ならば有利。前走も内枠から先行できたため、今回も内枠が理想。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の東京新聞杯の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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