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「今はホントに競馬が楽しい!」エエヤンとのコンビで勝利したニュージーランドTを回顧!

  • 2023年04月18日(火) 18時02分
ミルコレビュー

▲今回はニュージーランドTを振り返ります! (撮影:下野雄規)


エエヤンとのコンビでニュージーランドTを制し、今年重賞2勝目を挙げたミルコ騎手。レース前に当コラムでレースのカギだとお話ししていた「馬込みでのリズム」や、前回からの成長した部分などを振り返ります。

「(勝ち方に)余裕がありました」とエエヤンの手応えを語ってくれたミルコ騎手ですが、NHKマイルCでは戸崎騎手に乗り替わりというニュースが。「けっこうつらい」とミルコ騎手が話すその理由とは?

(取材・構成=森カオル)

ダイワメジャーの助手だった伊藤大士調教師とのコンビで勝利


──ニュージーランドT優勝、おめでとうございます!

ミルコ よかったねぇ、ホントに。めっちゃうれしかった。

──前回、エエヤンについてお話を伺ったとき、「どれだけエエヤンのリズムで走れるかがカギ」だとおっしゃっていましたね。前半は馬込みでの競馬になりましたが、そのあたりも上手くいった?

ミルコ もっと流れると思っていたのに、思ったよりペースが遅かったね。そのぶん引っ掛かって、リズムを崩さないようにするのが大変だったけど、我慢はしっかり利いてました。馬場のいいところを走らせたかったから、3コーナーのところでちょっと外に出して。あそこはよかったですね。

──ほんの少しできたスペースを見逃さなかった。

ミルコ うん。そこでちょっと脚を使ったけど、そのあとはちゃんと息が入って。これなら…と思ってました。実際、本当に持ったままで直線に向いて。

──直線は、真ん中から堂々たる伸び脚でした。

ミルコ 馬場も重かったけど、全然気にしていなかったし、とっても速い時計ですね。思った通り、今回もすごいパワーを感じました。まだまだ成長しているし、本当に強い馬です。今回は体重が落ちていた(マイナス10キロ)けど、馬が賢いから、自分で体を仕上げたように思った。

──賢いんですね。

ミルコ 賢いです。でも

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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