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【相談者:三浦皇成騎手】騎手会の役員同士の間柄「裏表のない頼れる善臣さんに、聞いてみたいことが!」

  • 2023年05月08日(月) 18時01分
soudanyaku

▲2023年東京新聞杯を勝利した三浦皇成騎手 (撮影:下野雄規)


JRAが誇る最年長ジョッキーで、日本騎手クラブの“相談役”を務める柴田善臣騎手。ファンからも競馬関係者からも信頼の厚い善臣騎手が“相談役”として、皆様のお悩みや質問に、自らの体験談を織り交ぜながら答えていくリレーコラムです。

今回のゲストは美浦の後輩ジョッキー、三浦皇成騎手です。23歳差のおふたりですが、実は騎手会の役員同士という間柄。

それだけに普段からよくコミュニケーションをとっているそうですが、三浦騎手にはずっと気になっていることがあるそうで…? この機会に、質問をぶつけてみます!

(取材・構成=東京スポーツ・藤井真俊)

あの安田記念では…「もちろん謝りにいきました」


──善臣さんとは騎手会の役員同士の間柄ですね。

三浦 はい。自分はジョッキーになって2年目に役員になったので、相談役には長らくお世話になっています。

──え! 2年目からずっと役員なんですか? 三浦騎手は今年でデビュー16年目ですから、かれこれ13〜14年?

三浦 ええ。にもかかわらず、いまだに関東の役員の中では自分が1番若いんですよね(苦笑)

──そうなんですね(笑) 騎手会の中で相談役はどのような立場なのでしょう。

三浦 お父さん…ですかね(笑) それはキャリアや年齢だけではなく、本当に頼れる存在だからです。

 ベテランだけでなく若手の意見もよく聞いてくださいますし、それでいて冷静に、広い視野からアドバイスをしてくれるんですよ。そのおかげで“ああ、そういう見方や考え方もあるのか”と勉強になったこともたくさんありました。

 今後も善臣さんの意見を仰ぎたいので、長く相談役を続けてほしいです。

──そんなお2人の競馬と言えば2014年の安田記念。善臣さんのジャスタウェイと、三浦騎手のグランプリボスのエルボー…もとい、直線での熾烈な叩き合いが有名です。

三浦 そうですね…って違いますよ!(笑) あの日は

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1966年7月30日、青森県生まれ。元調教師の柴田政見、柴田政人、元騎手の柴田利秋が叔父にいる競馬一家。1985年にデビュー。同期は須貝尚介、武藤善則、石橋守ら。JRA騎手としては初となる黄綬褒章を受賞。1993年、ヤマニンゼファーで安田記念を勝利しGI初制覇。2005年から2010年まで日本騎手クラブの会長を務め、退任とともに相談役に就任。勝つごとにJRAにおける最年長勝利記録が更新されていくレジェンド。

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