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【函館2歳S予想】時計的価値よりも馬場に合うかどうかが重要なレース

  • 2023年07月13日(木) 12時00分

経験値を積める勝ち方をしてきた馬に注目


 全馬キャリアが浅いことからどうしても勝った時計や着差に目が行って人気馬を形成する一方で、メンバーレベルの差が大きければ着差はつくし、1週で刻々と馬場の時計の出方が変わる洋芝・函館2歳Sにおいては時計的価値が有効にならない。

 そうした背景から函館2歳Sでの予想ポイントは大きく分けて、以下2つ。

1. 1戦1勝の馬が大半のため、評価の指標が大きく走破時計に依存する。その結果、オッズ的妙味が取れない

2.新馬戦が開幕週からスタートしていくのに対し、函館2歳Sは函館最終週に行われ、芝のコンディションが全く違う。

 直近でも2022年スプレモフレイバーや2021年ポメランチェ・リトス、2020年モンファボリなど高速決着を制して人気を集めていた馬が、この函館2歳Sで人気を背負いながら凡走するケースは多い。

 昨年コラムからの抜粋になるが、

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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