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【セントウルS予想】高速馬場でも差しが決まるようになったセントウルS

  • 2023年09月05日(火) 20時10分
馬場虎太郎

▲昨年はメイケイエールが優勝(c)netkeiba.com


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてセントウルSで渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます


 今年のセントウルステークスは2019年以来、阪神競馬場で施行される。

 2019年は1分6秒7のレコードタイムで決着。タワーオブロンドンが上がり1位で圧勝し、4着までを上がり3位以内が占めた。末脚が勝負を分けている。

 2019年に次いでタイムの速かった2014年は決着タイムが1分7秒4。前半600mが32秒9、後半600mが34秒5。2019年は前半600mが33秒0、後半600mが33秒7と似たようなハイペースながら、後半のタイムが速くなっている。

 以前の阪神芝の高速馬場はは前半のペースが速くなった場合。道中の追走で消耗するため直線で脚を使うのが難しい状況になり差し馬が力を発揮できなくなっていた。

 しかし、2019年は路盤の進化に伴い、前半を速いタイムで走っても後半に脚を使えるようになっため、末脚を使える馬場への変貌した。

 今後のセントウルステークスは、高速馬場になっても2019年のように時計の末脚の伸びが要求されるレースが増えていくだろう。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。

馬場虎太郎

▲エイシンスポッターに期待したい(c)netkeiba.com



 エイシンスポッターの前走CBC賞はトラックバイアス「 ・前有利」と判定。逃げたジャスパークローネが7番人気で1着、最初のコーナー3番手通過のサンキューユウガが8番人気で2着、最初のコーナーを5番手で通過して4コーナーでは3番手に押し上げていたスマートクラージュが3着。先行馬が恵まれて3連単は約50万馬券の波乱になったレース。道中で最後方付近を追走していたこの馬にとっては厳しい状況だった。

 2走前はJRAの馬場発表でも不良の重い馬場コンディションで勝利しているが、昨年の知立ステークスやファイナルステークスなど軽めの馬場コンディションの方がむしろ好パフォーマンスを示している。

 今回想定される馬場コンディション、状況であれば巻き返す。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のセントウルSの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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