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【マイルCS予想】マイルCSは外枠有利

  • 2023年11月14日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はセリフォスが優勝(c)netkeiba.com


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 京都芝は今週からCコース替わり。改修された今春に京都芝外回りの古馬戦は5レース行われ、そのうち4レースをトラックバイアス「外有利」と判定。3着内に好走した15頭のうち9頭、連対した10頭のうち7頭が6枠より外。外枠が有利。

 また、5レースのうち13頭立て以上で行われた3レースでは、最初のコーナーを5番手以内で通過して3着内に好走のが2頭のみ。位置取りによる偏りはみられなかった。

 この開催は計12日間あり、Cコースが使用されたのは最終週となる11、12日の2日間。馬場コンディションは「軽い」で行われた。

 今秋は既に13日間の開催を消化しているが、コース替わりと先週までの路盤の状態を考慮すると、馬場コンディションは「軽い〜稍軽い」の間。今春とも大差ない馬場コンディション、状況が想定される。

 2013年以降、改修前のマイルチャンピオンシップでも馬場コンディション「軽い〜稍軽い」で行われた年は2013年、2014年、2015年と3回あるものの、当時と改修された現在とでは路盤の印象が異なっており、参考にはできないだろう。

 今春にCコースで行われた際の傾向を重視して、外枠を狙いたい。

馬場虎太郎

▲今年もセリフォスの好走に期待したい(撮影:下野雄規)



 セリフォスの前走安田記念はトラックバイアス「外有利・ 」と判定。相対的に内枠に入っていた馬がパフォーマンスを落としており、外枠が恵まれたレース。

 2枠からのスタートは少なく見積もって1馬身程度のロスはあったが、それでも2着に好走しているように中身は濃い。

 また、昨秋の富士ステークスやマイルチャンピオンシップでは後方で脚をためて末脚を活かす形で好走していたにもかかわらず、このレースは流れにのせていく形でも好内容を示すことができた点も評価できる。昨春のNHKマイルカップをみても、以前はある程度のペースで先行するとパフォーマンスを落としていたため、成長が窺える。

 本来は昨秋のような形で運ぶほうが合っていそうだが、最大限に発揮できるパフォーマンス自体が当時と比べて上がっているため、今なら流れに合わせてレースを組み立てられるだろう。
様々な選択肢を残すことや想定している馬場状況からも外枠に入りたい。

 枠順、前日の馬場傾向を考慮した最終見解はウマい馬券で公開する。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のマイルチャンピオンシップの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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