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【ジャパンC予想】3歳牝馬という特異な存在について

  • 2023年11月23日(木) 12時00分

牝牡混合の中距離戦で好走する3歳牝馬にはある共通点が


 かつて、オルフェーヴルが(凱旋門賞帰りだったとはいえ)3歳牝馬・ジェンティルドンナに敗れ、翌年そのジェンティルドンナが3歳牝馬のデニムアンドルビーにあわやという競馬をされたことは記憶に新しい。

 近年では、アーモンドアイの2:20.6のレコードも3歳時のもので、3冠牝馬デアリングタクトもその後の世代レベル等を考えれば、アーモンドアイ・3冠牡馬コントレイルに次ぐ3着は優秀なパフォーマンスであったと言えるだろう。

 もちろん超一流馬でないと牝馬は東京2400mは難しくなりやすい。

 その理由としては、牝馬路線は阪神JF・桜花賞と1600m路線が2歳〜3歳春での大目標となりやすいためで、そこへの適性=マイラーとしての追走力を収得することが課題となってくる。

 芝・2000m以上の中距離路線(牡牝混合)でGIは2010年以降、123Rあるが、牝馬での勝利は全体の15%程度の18Rに留まる。

メシ馬



 達成した馬は実に9頭しか存在していない。

 それらの9頭において

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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