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【阪神JF予想】Aコースの阪神JFは外枠有利

  • 2023年12月05日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はリバティアイランドが優勝(撮影:桂伸也)


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 暮れの阪神開催は昨年まで3年連続で京都競馬場の改修工事に伴ってイレギュラーなスケジュールで開催。阪神JFも昨年は連続開催20日目でBコース。開催4日目のAコース使用で行われるのは2019年以来だ。

 Aコースで行われた2019年の阪神JFは異例のハイペース。例外的なレースパターンのため、参考にはしづらい。

 2017年以降、阪神芝は路盤の状態が良化の一途を辿っていて、どんどん走りやすい馬場コンディションになってきている。近年のなかでは2017年、2018年に近いレースパターンになりそうだ。

 2017年は馬場コンディション「稍軽い」トラックバイアスは「外有利・差し有利」と判定。

 2018年は馬場コンディション「標準」トラックバイアス「超差し有利」と判定。

 いずれも末脚の要求度が高いレースとなった。馬場コンディションが軽くなるほど内を通るアドバンテージは薄れる。

 先週の阪神芝外回り(新馬戦除く)も軽めの馬場コンディションで5レース行われ、連対した10頭は全て上がり3位以内。3着内に好走した馬は全て上がり5位以内。また、3着内に好走した15頭のうち8頭が6枠より外。

 今週も良好な天気予報となっており、先週と大差ない馬場コンディション、状況が想定される。

 2017年、2018年のレース傾向。先週外回りの傾向からも末脚のしっかりしたタイプ、なかでも外枠から狙いたい。

馬場虎太郎

▲前走で示した内容よりもさらに上昇が見込めるボンドガール(撮影:下野雄規)



 ボンドガールの前走サウジアラビアRCはトラックバイアス「外有利・ 」と判定。当時は4回東京開催の開幕日。路盤の状態絶好で、軽い馬場コンディション。末脚の要求度が非常に高く、外枠が有利な状況だった。結果的に3枠より内の馬が3着までを独占したが、これらは全て本来よりもパフォーマンスを出せていない。実際に、7枠で4着だったレーヴジーニアルは次走で1勝クラスに出走しながら4着。1枠から僅差で3着だったシュトラウスは次走で東スポ杯2歳Sを勝ったように、外枠が恵まれていたのは明らか。

 2着だった同馬も前走で示した内容よりもさらに上昇が見込める。自身の能力発揮と想定される馬場状況どちらも外枠が欲しい。

 枠順も考慮した最終予想はウマい馬券で公開する。

 殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の阪神JFの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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