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サマーシリーズの行方

  • 2006年07月26日(水) 23時49分
 サマーシリーズが好調です。七夕賞、函館記念と終了した2000シリーズは、特に、ここを目標に早くから始動した有力馬が狙い通りの成果を上げ、以前は波乱が常識のように言われていた2つの重賞のイメージが、完全に覆されました。

 どちらもフルゲートで、有力どころが好調を伝えられていたこともあり、去年を上回る関心を集めたことはその売り上げ増が示していました。その面では、成功と言えるでしょう。

 3頭が両レースともに出走し、七夕賞で1頭が競走中止したため、今のところポイントを得ている馬は28頭です。勝ち馬メイショウカイドウとエリモハリアーが10ポイントを獲得し、この2頭が主役の座を争うことになりました。そして、小倉記念にメイショウカイドウが登場、重いハンデとの戦いを迎えています。

 このように、新たな興味を引き出したこのシリーズは、夏の競馬を魅力あるものにしてくれ、残るレースへの関心を大きくしています。最初のことで、組まれている5レースのローテションがこれで十分かという問題はあるでしょう。札幌記念と新潟記念の両方に出走するには、連闘をするしかなく、普通はそのケースは考えられません。

 最後の最後まで2000シリーズのチャンピオンの行方を楽しむためには、この点は気になるところでしょう。

 もうひとつのスプリントシリーズの方は、2戦を終えても、とても主役候補が見えてきたとは言えない状況です。こちらは、残る3戦の比重が高くなり、尻上がりに盛り上がることになりそうです。いずれ、争うものが顔を合わせないことには決着がつかないということになれば、これもこのシリーズの理想の姿のひとつとも言えます。どの方向に向かうのか、スプリントシリーズの見所はこんなところにあります。まずは、小倉記念の結果を。

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ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。

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