スマートフォン版へ

牝馬のタイトル戦

  • 2006年10月11日(水) 23時50分
 ディープインパクトの今後の動向が注目されています。大きな挑戦をした後、普通ならひと休みなんでしょうが、秋のチャンピオンロードで納得のいく結果を残さないことにはという思い、正直、私どもにもあります。

 世界の強豪という立場は揺るぎないでしょうが、このままでは済まされない、そんな気持ちです。再度ヨーロッパなら、もう一度、国内のGI総ナメという場面もあっていいでしょう。日本馬も、これだけ逞しくなったと証明してくれれば、人の熱気もまた戻ってくるでしょうし、何よりも陣営の思いもその辺にあるように思います。

 果敢な行動には、前向きに捉えて応援するのが真のファン。レベルの高い戦いが年内に何回見ることが出来るか楽しみです。

 秋華賞は、春の勢力図が壊れることなく、その延長上の戦いになりそうです。それらを旧勢力に追いやる新勢力が生まれるかが焦点ですが、こういう流れは安心して見ていられるのではないでしょうか。

 牝馬のタイトル戦が整備されて気づくのが、牝馬の現役生活が延びたことです。特に古馬になって目指すGI戦が秋に、そして春にも出来たことで、その傾向は強くなりました。古馬になって充実期を迎える牝馬は、以前から、時折見られており、このケースは女傑への道を進むことになります。

 先週の2つのGII戦では、スイープトウショウ、ダンスインザムードが順調にステップを踏み出しました。秋の天皇賞で確実に存在を示す有力馬になるでしょうが、世代対決に加えて牡牝対決という要素が加わることにでもなれば、盛り上がるでしょう。

 今年の3歳牝馬陣が層の厚いところを示し、揃って古馬陣の仲間入りをする来年は、さぞかし面白いタイトル戦が繰り広げられるでしょうし、ディープインパクト、ハーツクライ、メイショウサムソン以外の話題は、牝馬になるかもしれません。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング