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東京芝マイル以下は坂路!

  • 2008年02月05日(火) 23時55分
 連続開催となる京都芝はBコースからCコースへの変化がありました。その影響を感じたのが芝1200m。内回りですが、坂路調教馬が好走していた1回京都とは違い、トラック調教馬が好走。今週はこの条件でシルクロードSで行われますので、詳しくは、競馬総合チャンネルの「今週の調教Gメン」で解説したいと思います。

 外回りに関しては2日目に行われた松籟S、京都牝馬Sでトラックを本数多く乗った馬が勝ちました。坂路で本数多く乗った馬も決して悪い成績ではありませんので、調教場所問わず、本数多く乗った馬は要注意です。

 そしてダート。毎週のように書いている1800mをトラックで一杯に追われた馬の話。勝ち馬が出なかったので目立ってはいませんが、2日目の500万下ではトラックで一杯に追われたマルカシリウスが逃げ粘って3着。複勝1050円という好配当を出しました。とにかく一杯系は、人気がなくても思った以上の粘り、届かない位置からの追い込みが決まるケースがあるので、馬券的には追いかけてほしいです。

 続いて小倉ですが、ダートは取り上げるほどの傾向が出ていないので、芝に限定します。通常は坂路調教が有利な1200mですが、この開催は開幕週から併用調教馬の好走が目立ちます。出走してくる割合は1レースに1、2頭とかなり少ないんですが、出走していれば必ずといってよいほど馬券に絡みます。5日目の未勝利戦では8番人気が3着、6日目の500万下では3番人気プラチナムペスカが勝っています。天候に左右されずに結果を出している調教タイプなので、馬場が荒れた最終週でも大崩れはないと思います。

 そして今週は1800mで小倉大賞典が行われます。ここで注目しているのは坂路で一杯に追った馬です。先週行われた1800m3鞍中、坂路で一杯に追われた馬はすべてのレースに1頭づつ出走してすべて4着でした。その人気は8、16、5番人気だったので実力以上に走っています。これは坂路で一杯に追われた馬に調教適性がある馬場だからこそ掲示板に載ることができていると思います。

 そしてに雪の影響で2日目が順延させた東京開催。芝に関しては500万下より上のクラスの1400m、1600mに注目してみました。東京新聞杯・1着のローレルゲレイロ、クロッカスS・3着のフェイムロバリー、2日目12R・1着のマルブツライトなど、坂路である程度の強さを本数多く乗った馬が好成績を残しています。該当馬5頭出走して、単勝回収率344%、複勝回収率364%と抜群の結果を残しました。良馬場で行われた初日、雪の影響があった2日目の両日で勝ち馬が出たことを考えると、この調教タイプに相当適性があると考えてよいでしょう。

 そして、今週は共同通信杯が行われる1800mですが、同距離で2日目に行われた早春Sは坂路調教馬が勝利。とはいえ、この距離は前開催までトラックを本数多く乗った馬が好走していた条件なので、3日目の白富士Sの結果を参考にして、競馬総合チャンネルの「速報!調教Gメン」で狙える調教タイプを解説したいと思います。

 根岸Sが行われたダートは坂路調教馬が有利の傾向。また、トラックと坂路を併用した馬も好走しているので、どちらかの調教タイプを軸にすれば、ある程度の結果を得ることができると思います。最後に水が浮いた2日目のダートではトラック坂路問わずに一杯に追われた馬が好走していました。もし今週末も同じような馬場になれば、そういった調教タイプにも注意してください。


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 どのコースで何本追い切っているか、好走時、凡走時の調教過程など、過去の調教パターンを比較することで、各馬の仕上がり具合をチェックすることできます。また、直前の追い切りパターンとレース結果と参照することで、今の馬場状態では坂路調教馬が有利、もしくはコース調教馬が有利など、調教タイプでの馬券検討が可能になります。この機会に是非、調教タイムを使ったレース検討の面白さを実感してください。

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調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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